近年、団塊の世代の方々が大勢退職をされて、第二の人生を歩まれておられると思いますが、その親御さんたちは、80代90代の方が多いのではないでしょうか。
日本人の平均寿命が長いですから、親御さんがお元気な方もおられるでしょうし、また、介護付有料老人ホームなどで暮らしている方などもいらっしゃると思います。
団塊の世代の方々は、ご自身の相続については実感がわかないと思いますが、
親御さんが亡くなった後の相続はいかがでしょうか。
すでに対策を練っておられる方もいらっしゃると思いますが、
頭をよぎってもまだ何も行動に移していない方も多いのではないでしょうか。
相続は当然その方がなくなってから始まるものですが、事前の対策をとるかとらないかによって、相続の精神的・肉体的苦痛が違ってきます。
人間は目の前に大きな出来事が起こらないと行動しにくい面があると思いますが、
他人事ではない、誰にでも訪れる相続について、考えるのは早すぎるということはないと思っています。