自分の財産を生前におおまかに調べておこう | 介護のお悩み相談傾聴カウンセリング

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財産には、大きく分けてプラスの財産とマイナスの財産の2種類あると、昨日お話いたしました。



昨日は、こちら をご覧くださいね。



遺言がなければ、その人が死んだ後に、どんな財産があるのかを調べて、その財産を相続人たちで、どう分けるかを決めるわけですが、



生前に自分の財産を細かく整理するには、少し手間がかかります。


よって、大まかに整理しておくのはいかがでしょうか。



なぜ、手間がかかるかというと、土地や建物の不動産であれば、


土地は、所在、地番、地目、面積を、


また、建物は、所在、家屋番号、種類、建坪などを、1つ1つ調べなければなりません。



不動産については、権利証や登記簿謄本で調べることができますが、


それらがなければ、法務局(登記所)で、公図や建物所在図などで登記簿を調べて探します。


また、役所の固定資産税課でも調べることができます。



自動車や船舶も同様に調べます。



よって、現在、自分の不動産がどのくらいあるかは、○○に土地や建物があるというような、大まかにつかんでおくと、いざというときに調べやすくなると思います。



さらに、預金は、銀行名や支店名。



株式は、どこの株をどの証券会社で取引しているかをわかるようにしておきます。



最近は、ネット銀行での取引が多くなっていますので、自分が死んだときに、ネット銀行で取引していることを家族が誰も知らなければ、後々もめることも出てきます。




一方、マイナスの財産として、借金は、誰からどのくらいの金額を借りているのかをわかるようにしておくといいと思います。



家族に内緒の借金もあると思いますが、自分が返済しなければならないものが目でわかるので、現状は把握にはいいと思います。