たかが保険、されど保険 妻子に優しくない男が多すぎないか? | 助太刀いたす!熊本で唯一の住宅ローン専門FPオフィス

最低限の保障ってなんだ?

 

 買いたいものが買える幸せ。今では当たり前のことですがその幸せを実感しているのが私だったりします。

 

 高校生の時にスキー教室あるものがありました。全員参加ではないものの当然多くのクラスメイトが参加を希望していました。私もそう思っていました。

 

 でも結果的には参加届けは出しませんでした。その理由はお金です。そうスキー教室で5万円かかるとはとても言い出せなかったのです。

 

 もしかして大学もいけないかもしれないかも。そんなことを真剣に考えていた高校時代でした。今なら奨学金などがありますが当時(47年前)にはあったのでしょうか。わかりません。

 

 このような経験があるので子どもにはそんなこと考えないでもいいようにお仕事がんばろうと思っているのですが今は昭和ではなく令和の世の中。

 

そんな人はきっといないですね。

 

なぜそんなことを急に言い出したのか。それは生命保険の話をしている時によく『最低限の保障』と言う言葉が出るからです。

 

最低限ってなんだろうか?きっと保険料が安ければいいと言うことなんだろうが安いと言うことは必要な保障が抜けていることを意味しています。

 

必要な保障とは何か?今日はそのあたりの話をしたいと考えています。

 

それならこれでどうですか?

 

『共済が安いのでよくないですか?』そんな出だしから始まったのですが共済でも問題ないです。ですが内容はとりあえず入っておけば良いんだろう的な内容でした。

 

大丈夫ですよ。保険料が安いんですから。

 

何度も何度もこのセリフを聞いていましたがこれではお子様が高校生になった時に『もしかしたら私、大学にいけないかも』と心配をかけさせてしまいますよ。

 

と言っても大丈夫だよ。その時はその時だよ。ですし専業主婦の奥様の老後資金はどうするのですか?と聞いても貯蓄するから大丈夫と言うばかりです。

 

了解しました。と言うことでその場を去ったのですが1つだけピクッとしたところがありました。それは運用の話です。目を輝かせて話を聞いていました。

 

奥様とお子様の心配はしないのかな。そんな余計なお世話なことを考えながら車に乗りました。

 

今日は久しぶりにその人に会いました。『久しぶりです』と声はかけたのですが1人でお買い物でした。

 

今、幸せなのでしょうか。数年前のことを思い浮かべならがケーキを買って帰りました。