ライフプランはいつ作る?
『今回のマイホームは3000万円くらいまでにしないとお子様が私立高校に進学した場合老後資金が厳しくなります。』
当オフィスのマイホーム購入の相談の特徴はライフプランを作り家族に合った住宅ローンや生命保険、iDeCoを選んでいます。
多くはライフプランもなしにマイホーム購入を決めたり住宅ローンを選んだり保険に入ったりしています。
それはマイホーム建築に例えるなら建築士が基本設計もせずに職人がカンと経験に頼って家を作るようなものです。
そんな家をあなたは買おうとしているのです。本当に買いますか?そもそもそんな家売ってないですよ。
人が生きる上で大事なことがいくつかあります。それが身体や心の健康であったりお金であったりします。
せっかく一国一城の主として大手ハウスメーカーで大金をかけてマイホームを購入したとしても老後にお金が尽きたらどうなりますか?
病は気からと言われるようにたちまち心と身体の健康も崩れ去っていくでしょう。
つまりお金のコントロールは長生きと幸せの根幹とも言えるのです。その設計図であるライフプランが必要なのはこういったことが理由なのです。
ではそのライフプランはいつ作るのでしょうか。多くのお客様はかなかなそういった機会がなかったのではないでしょうか。
と言うより作るような出来事がなかったのではないかと思うのです。あったとしても保険に入るために保険屋さんが作ったプランくらいでしょうかね。
そういった保険屋さんの意図を組んだような恣意的なものではなくあなたの人生の羅針盤のように使うライフプランを作る機会はなかなかないものです。
マイホーム購入は人生の岐路
よく聞く言葉にマイホーム購入は人生における支出で1番大きなものというのがあります。
だからこそこのマイホーム購入での成否はその後の人生において大きな意味を持っています。
そう、失敗は許されないのです。ただ単に欲しかったから。気に入ったからなんてことでの購入はこれからの縮小経済の日本では絶対にやってはいけないことの1つなのです。
ここまでいえばなぜ当オフィスがマイホーム購入時や保険設計でライフプランを作成するかがわかったと思います。
そう、これからの日本で『生き残る』ためです。幸せのまま長生きするには1番大きな支出であるマイホーム購入はしっかり計画的にする必要ながるのです。
ですが実際はどうでしょうか。
住宅展示場に突撃し口のうまいセールスに夢を語られその気になり、気がついたらそのハウスメーカーの提携の住宅ローンの用紙を書かされてご購入しています。
その金額は適正ですか?その金額を購入したらあなたの人生はどうなりますか?その提携ローンの住宅ローンはあなたに合っていますか?
それをどうやってあなたは検証するのでしょうか?セールスに聞くのですか?売り手ですよ?
お客様と一緒にマイホーム購入のことを考えながら人生を考える。そのプランを提案するのがFPの仕事です。その図面がライフプランなのです。
人生を家に例えればわかるはず
図面も作っていない職人が勘と経験で作った家とライフプランと言う図面を作らずに今までの経験で人生を生きていこうとしている人にどんな違いがあるのだろうか。
その土台はまるで砂で作った城のようなものです。なぜなら想定外のリスクがたくさんあるからです。
それをライフプラン作成でできる限り想定外のリスクを知り、できれば潰しておきたいのです。
そう、ライフプラン作成はマイホーム購入した時の未来の『炭鉱のカナリヤ』としても機能するのです。
もしかするとライフプラン作成はマイホーム購入時が最初で最後のチャンスかもしれないのです。
きっとライフプラン作成をしよう考えているのは10人中2人くらいでしょう。これもパレートの法則通りです。
もしライフプラン作成を考えたのならしっかりしたFPに作ってもらい人生における『炭鉱のカナリア』や『羅針盤』にしてほしいものです。
きっと今週末も突撃している人がいるんだろうな。勇気あるなと本気で思っています。
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人生は人との出会いでしか変われない
永野FPオフィス FP永野 修
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