歴史は勝ち組が作り、相場は負け組が作る | 助太刀いたす!熊本で唯一の住宅ローン専門FPオフィス
【歴史は勝ち組が作り、相場は負け組が作る】

昨夜のNYダウは+108.08ドルと 昨夜に続き大幅上昇。
CME日経平均先物は 15835円となっています。

今年は6日に大発会を迎えました。
年末の16,320円から一昨日の15,398円までの
下落がありました。

初心者の時は上がる株はなにかばかりを
考えており、熟慮した結果買ったにも関わらず
買った瞬間に下落して損切。その連続でした。

相場の基本は1つだけです。
【安く買って高く売ること】

例えば年末より株式投資をした人は
損失を抱えています。これがさらに大きくなると
損失拡大の懸念の恐怖に耐えられなくなります。

『そのうち戻るだろう』と我慢できるうちは
いいのですが、株式投資は非常なものです。
本人の意思とは裏腹にどんどん下がっていきます。

これでもかと大幅な下落が発生している時に
次々に襲ってくる損失の恐怖に耐えられなくなり
徐々に損切する人が増えてきます。

天井と底が速く動くのはこうしたメカニズムが
あります。チャンスが近いサインです。

兵どもが夢のあと、敗者の恐怖の悲鳴が
マックスとなり損切し敗北が確定したとき
トレンドが転換し『安い』が出現します。

損切する人が徐々に少なくなり、買う人が
増えてくると転換点を迎え、株価が
反転していきます。

これで敗者がどういう心理なのかを考えること
が常に必要であり大事なことがお分かり
頂けたことでしょう。

歴史は勝者が作り、相場は敗者が作る。

相場の敗者、別名肥やしにならないためには
損切を経費として実行することが
長く相場で生きる上で必要です。

『安い』とはなにかの基準をもつこと
勝つことばかり考えていると
敗者まっしぐらです。

負けないことを考える。
これが相場で失敗しない方法です。

永野FP事務所
FP 永野 修