実は・・・・
バリ旅行2日目でひったくりに合ってしまいました。
これまで20回近く海外旅行に行き、
スリやジプシーなどが多いイタリアや、
中国、ベトナムなどにも行っており、
かなり注意をしていたのですが、
やっぱり、隙ができてしまったんだろうなぁ
というか、バリのために言えば、どう考えても私が悪いわ
初日、ショッピングセンターでであった日本語ペラペラのバリ人の紹介で、
ショッピングセンターからホテルまで送ってもらいました。
その人はシャケさんと言って、奥様が日本人でした。
とても人柄がよく、親切で熱心なので、
翌日の1日ドライバーとして案内してもらえないかとお願いしたところ、
彼の予定は空いておらず、友達のアンディを紹介してもらいました。
アンディもとても良い人でしたが、
シャケさんほどの気遣いはできないなぁ~。
シャケさん、時々アンディに電話してきて、
私たちが満足しているか確認してくれるんです。
本当にできた人。
そんなこんなで、夕食をアンディとシャケさんと友達と4人でしました。
そのまま、クタのディスコに行き、主人やサーフィン友達とjoin。
深夜まで楽しんでました。
シャケさんはお子さんが小さいので、
アンディだけを残し帰りました。
私たちも数時間してクラブを出ました。
深夜0時を回ってました。。。
普段だったら、絶対に歩いたりしないんだけど、
人数も多かったのと、
アンディがホテルまで近いから歩いて大丈夫だといったらしく、
みんなで歩いて帰ることになりました。
たしかに1kmくらいだけどね・・・
シャケはタクシーで帰えった方がいいと言っていたけど・・・・
私もその場の流れで歩いて帰ってしまった。
私は、貴重品は持たなかったけど、
スマホだけポシェットに入れて、
紐を短くして、道とは反対側の方にかけ、
脇で挟んで歩いていました。
しかし、突然後ろからバイクにひったくられ、
後ろ右斜めの地面に思いきり叩きつけられ、
2mくらい引きずられました
もちろん、こんな描写はまったく記憶になく、
気づけば地面で、手にはバッグの紐を取られないようにひっぱってました。
途中で「バチ!」っと革ひもが切れる音がしました。
あの丈夫なバッグが・・・・
旦那と旦那の友達が怒って走ってバイクを追いかけました。
私は、細いくらい路地に走る二人を見て、
何かあったら怖いと思って、すぐさま立ち上がってもうダッシュしていました
私:「まぁちゃん(旦那)、まぁちゃん、危ないからやめて!」
旦那:「おねぇちゃん(私のこと)、危ないから戻りな!」
そんなこと言ったって一人にできないじゃない・・・
みんなであきらめて通りに戻って足を見ると、
なんと足から流血。
デニムパンツのひざのところが摩擦ですっかりなくなっており、
肉えぐれてるし
スマホはお友達の旦那さんの分も預かっていたので、
とても申し訳ないことしちゃったし・・・
怖くて泣きたい気分だったけど、
トラブルがあると、空気が悪くなるから、
極力気にしないようにしようと思った。
でも、とっても怖かった。
本当はもっとみんなに優しくして~~~って思ったけど、
速攻ダッシュしてたし、大したことがないと思われたのか、
私がバッグを盗まれたのが悪い・・・という空気切ない。
まぁ、私が悪いんですが・・・・
無事でよかったとも言ってくれたけど、
舌打ちされて、なんかショックだった~~~
そのあとタクシーで警察に行き、
保険のための証明書をもらいホテルに帰りました。
傷口には黒いデニム生地が肉に絡んでいたので、
このままだと腐ると思い、
買った水と消毒液できれいにして、
いらない肉や皮を切った。(いや~ん)
痛そうでしょ?
でもこの日は、精神的ショックからか、
傷口はまったくいたくなかったの。
翌日以降は痛くて地獄。。。
強打した方や、反対側のひざにはおおあざが・・・
はぁ~本当についていない。
ところで、私が持っていたバッグは、
ファスナーで閉めることができ、
その上からボタン付きの蓋がついているものでした。
さらに革で丈夫なので、これまでの旅行でずっと使っていました。
イタリア旅行の際、同じくバイクによるひったくりで、
引きずられて、紐で首をしめてしまい亡くなった話を聞きました。
斜め掛けが良いと言いますが、
その上から何か羽織っていれば良いですが、
何もないと、やはりバイクでひったくられるので、
いざというときのために、
バッグは体から離れるようにしておいた方が良いと現地の人に聞いていました。
それなので、今回も斜め掛けはしなかったのです。
これが幸いだったのか。
それとも斜め掛けだったら「隙」を与えなかったのかはわかりませんが、
ひとまず、生きて帰ってきました~
でも、夜寝ようと目を閉じると、
あの時の風景が出てきて怖くて寝られなくなる。
軽いトラウマだな・・・
今回反省点は、
・ガイドブックを忙しくて読んでいなかったこと。
クタ・レギャンの夜の道は、現地人(男性)でも歩かないそうです。
・夜の外出はしたことがなかったのに、してしまったこと。
・タクシーで帰らなかったこと。
守らなかったことはいっぱい。
よく、クタ・レギャンは比較的安全だと言いますが、
ディスコがあるあの通りは、深夜は危ないから気を付けてくださいね。
当たり前ですが。
特にあの道はジャワ人が多くて危ないんだって。
人種で差別してはいけませんが、
バリで犯罪をする多くはジャワ人なんだそうです。
ジャワの人は貧困な生活をしているので、
生きるために出稼ぎで来ているみたい。
集まっているのが、この通りなんだって。
あまりに犯罪が多いので、バリ政府は犯罪をしたジャワ人を、
大量に処刑したこともあるそうです。
観光で8割の売り上げを誇る国なので、
やはり観光客が来なくなるようなことは避けたいですもんね。
それなので、すれ違うバリ人やホテルのバリ人スタッフは、
私の傷を見ると、「どうしたの?」と必ず聞いてきて、
「ごめんね。バリを嫌いにならないでね。」と片言の日本語でいいます。
私こそごめんね・・・
だから、バリのことを嫌いにならないように、
一生懸命気にしないようにした。
でも、やっぱり怖いって~~~~~
しばらくトラウマだわ。
本当にこの1年、厄年か!ってくらいの事件がたくさん。
その都度反省してるんだけどな。。。
代償が大きいんだよな・・・
眠れぬ夜が続く・・・
仕事するにはちょうどいっか。