私の会社のオーナーである津田(邦和)さんは、
日本にクラウドを一番最初に広めた人です。
クラウドって?>>>【募集】東北でSaaS・クラウドについての会合を行います。
そんな津田さんは、IT業界にたくさんの人脈があり、
現在NCA(ネットコンピューティングアライアンス) をいう
IT企業130社が集う、団体を作っています。
その団体は8つの研究会を持っていて、
世界発の技術を発明して、日本のIT産業を世界に発信して行こう!
という活動をしています
そのNCA研究会のうち、
世界と戦えるコスト競争力のあるデータセンターを推進する研究会があり、
その研究テーマである省エネ・グリーンエナジーデータセンターをご紹介するため
研究会メンバーと、5月9日~11日開催のデータセンター構築運用展に
出展致しました。
第一号のグリーンエナジーデータセンター、
さくらインターネットが昨年10月に竣工された、
外気冷房を取り入れたデータセンター。
そもそも、データセンターってなんなの???って思言うよねぇ。
サーバーがいっぱい集まった場所なの。(超ざっくり)
規模の小さい会社だと、会社の中にサーバルームがありますよね?
機械がいっぱい並んでて、暖かいお部屋。。
それを外部に預ける場所がデータセンターなんです。
空調管理がしっかりされていないとサーバが壊れるので、
トランクルームとかじゃだめなんだって。
そんなサーバをたくさん預かるデータセンターは、
サーバを安全に管理するために、とても涼しい環境にしておく必要があるんです。
温度だけではなく、湿度管理も。
そして、冷やすために、膨大な冷房費用を支払って、
運用費用の4割が冷房費用だということが、
NCAのメンバーの研究成果でわかりました。
だったら、その4割を減らそうよ!って話。
それを実現するために、北海道の冷たい空気を使って、
冷房コストを下げる特別な空調機器を開発することができたんです。
いまだからこそ、やっと電力不足で省エネ!って動きが出てきましたが、
これをはるか昔から推奨し続けている津田さんって、やっぱりすごいと思う。
日本経済全体のことを考えているんだぁと思いました
でも、省エネってだけじゃなく、全体のコストを下げるということは、
世界に対する競争力を持てるということ。
今は、残念ながら、みんなGoogleやAmazomを使ってるでしょ?
使う人たちは気づかないけど、何を隠そう、日本のお金が外国に流れているんです。
外国のデータセンターを使うということは、通信費用を外国に支払うことなんです
。
津田さんは、日本国内にお金を落とすために、
GoogleやAmazonに負けない日本のデータセンターを作っているというわけです。
私も、そんなこと知らなかったけど、
知ったからには、日本人として将来のことを考えると、
やっぱりこのまま海外ブランドを使っていてはいけないなぁと思いますよね。
NHK国際放送さんが取材に来て下さいました
全ブースから6つだけ限定して放送する予定だそうです。
講演の風景。津田さんは過去に500回の講演を経験しているので、
参加した人にだけ配布されたプレゼン資料です。
欲しい方は、是非説明会に参加して、メンバーになって下さいね~
私は、ITは意味が分からず大嫌いでした。
意味がわからないんだもん。
だけど、これだけ生活に密着していて、
上手に使えば、自分の生活も豊かになることを知って、
少しでも多くの人に、理解して貰えればと思っています。
まだまだ人に伝えるにも勉強が必要だけれど、
少しずつ伝達できればいいなぁと思ってます。
ITで東北の復興と新しい日本の産業の創出を。