こんにちはファイナンシャルプランナーの茂木です。

「ねぇ?なんで日本株はこんなに好調なの?」
ってこんな質問をいただくことがあります。


今日はそこらへんちょっと考えてみましょう!


先日、2月16日の日経平均株価は
一時3万8,865円になり、


史上最高値(1989年12月29日の3万8,915円)
※ちなみに最高値の覚え方は「砂漠に行こうよ!」
に急接近!ドキドキ!歴史的な瞬間を迎えるのか??!と・・・


ただ終値は、3万8,487円でした。


これは、実は日本の構造改革を評価した、
外国人投資家の買いが続いていると考えられます。


外国人の大金持ちが日本の株を動かしているんですねー。
そのお金持ち外国人投資家たちが
要は、日本すごいじゃん!企業もしっかりしてきたじゃん。
SGDsの観点でも、評価できるよねー。

あ、それにさー
ウォーレンバフェットさんも日本株めっちゃ買ってたやん!
じゃあ俺も、私も買おう!

みたいな風潮らしいです。

ですので、たぶんもうそろそろ最高値を超えて、
もっと上昇するんじゃないのかなとは個人的には考えています。


1989年当時は日本の株価・地価・物価・賃金は、
国際的に比較して極めて「高い」水準で、
東京の生活費は世界一高く、
日本人の賃金は国際比較で極めて高いっていわれていました


今は、その逆で、株価・地価・物価・賃金は、
国際的に比較して「割安」になんです。



それの理由もあって、今、日本は割安な株価だから、
買いだよね?という評価があるのと。


以前お話した、経営改革が評価です。


たとえば、金融庁は大手損保4社に
業務改善計画の提出を命じています。


その中で政策保有株の削減計画を求めています。
これを受けて、損保ジャパンなどが
政策保有株の売却を加速する方針を表明しています。
 

この構造改革への期待が、
外国人投資家の買いにつながったと推定されます。

日経平均の上昇をけん引しているのは、
外国人投資家の買いですが、
その外国人から見て、日本企業のガバナンス改革が重要なわけなんですね。


あとはもともと、東京証券取引所が、
PBR1倍割れ企業に対して
「株主価値の改善策の開示と実施」を求めていることが、
注目されていたのも重なって、
日経平均4万に向かっている感じです。


今回は日本株が上がっている現状について
考えてきましたが、

やっぱり投資は
流行りものにとびついて一攫千金のような考えも
ありではありますが、


しっかりと分散・積立・長期
この3つを守って投資を考えていってくださいね!