こんにちは!ファイナンシャルプランナーの茂木です。
米国市場では前週から今週にかけて
S&P500種指数が史上最高値を更新したようですね。
株高の要因は何だったのかというと、、、
半導体受託生産世界最大手TSMC(台湾積体電路製造)が
18日に2024年の売上高が20%以上増加すると
業績見通しを発表したことがあげられるようです。
特にAI(人工知能)向け高性能半導体の需要が好調ということで
米国市場でエヌビディアなど半導体株が上昇し、
生成AI事業が期待されているマイクロソフトを中心に
大手テック株が手堅い!という
見方なんでしょうね!
また、要因としては
2024年度の米連邦予算執行を3月まで
延期したことも原因です。
これで一回、警戒されていた債務上限問題が
いったん先送りになったわけですね。
ただですね、経済評論家とかメディアの一部で
「高値警戒論」や「バブル論」などの説が
増える傾向があるようです・・・・
ってことはS&P500やばいか?と
思っちゃう方もいるかもしれませんが、、、、
ただですね、バンク・オブ・アメリカは
毎月実施しているファンドマネジャー調査の
最新結果を16日に公表したんですけど、
調査結果で、
「今後1年で短期債利回りが
低下すると予想した回答者は全体の91%と過去最高を記録した。
FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げが
見込まれていることが背景にある」
「FRBの金融政策が今年の債券利回りを
左右する最も重要な要素になると
回答したのは全体の3分の2、株価を
左右する最も重要な要素になる
と回答したのは全体の52%だった」
とあったんで、
これを受けて世界のファンドマネジャーの多くが、
2024年はインフレの収束傾向に沿って
米国で利下げが実施され、
世界経済が底堅い成長を続けると
予測されているようです。
(安心安心!)
ちなみに、年初S&P500は騰落があったので
ここでS&P500よりも優勢である業種はどうなのってことですが、
実は、「IT(情報技術)」
(マイクロソフト、アップル、エヌビディアなどの半導体株を含む)と
「コミュニケーションサービス」
(アルファベット、メタ・プラットフォームズを含む)
となっているようです!
一方、年初来騰落率が低調である3業種は
「公益事業」「不動産」「素材」が挙げられるようですね。
あとは「エネルギー」は11大業種別株価指数の中で
唯一「2024年の減益」が予想されているようですよ!
今回のはあくまでも予測ですから、
参考までに!