保険法って？

昨日は保険に対する苦情について書きましたが、

今日は保険法について。

苦情の中で一番多いのは、保険金・給付金についてですが、

その中でも、入院給付金不支払決定についてが一番苦情が多いそうです。

今までは傷害疾病保険（入院保険やがん保険など）に関する規定が

存在せず、保険商品は日々進化してるのに対して現在の保険制度に

適合しない内容となってる等の問題があったことから、現代社会に合った

適切なものにする必要がありました。

今までは保険契約に関するルールは、従来は商法の中に定められていましたが

明治32年の商法制定後100年近くにわたり、改正がないことにビックリしました。

そこで全面的に見直し、その商法と独立した法律ができた訳ですが

それが新しい保険法です。

保険法は平成22年4月1日に施行されます。

保険契約者、被保険者、保険受取人の保護のための規定が整備されたのも

私たちにとってメリットです。

具体的には、告知制度に関する規定の見直し、保険金の支払時期に関する

既定の新設。それらを多く含む規定が「片面的強行規定」とされました。

※「片面的強行規定」とは、保険契約者・被保険者が有利となるようには

約款で変更できるものの、不利となるようには変更できない（仮に変更しても

当該約款は無効になる）規定です。

どんな法律ができても、やはり募集するものが変わらなければ苦情も

なくならないと私は思います。

私も正しい募集活動を厳守し皆様のお役に立てれる様に頑張ります。