こんにちは、赤い鯉人です。
今日は1日有給休暇を取得してゆっくり過ごしています。
先々週の週末は、土曜日にマンション管理士の法定講習を受けて、
日曜日に英検1級の一次試験を受けてきました。
そして先週は、仕事が山場を迎えて
月~水まで、7時出勤、23時45分退勤という
ハードワークだったたため、日記を書く余力がありませんでした(汗)
それでも、昨年7月頃から続いた一連の業務の総仕上げを
何とか無事にこなすことができて、安堵しました。
しばらくは業務状況が穏やかになると思いますので、
心身をリフレッシュしつつ、自己啓発に力を注ごうと。
また、年始の目標に書いたとおり、転職活動、
故郷・奈良へのUターンの準備を進めます。
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英検1級一次試験について、
まずは初っぱなから言い訳から入ることをお許しください(笑)
英検準1級の二次試験を受けたのが11月下旬。
12月初頭に合格が決まってから、ITパスポート試験の準備と並行しつつ、
12月中旬にITパスポート試験を受けてから、
本格的に英検1級の勉強に本腰を入れられたのは12月中下旬だったので、
準備が全く足りませんでした。
そのことは、1級の試験室に入って痛感させられました。
1級の受験者の「三種の神器」といいますか、
ほぼ全員が、旺文社の教本・単語帳・過去問を使っているのですが、
勉強の度合いによって、本の綺麗さが全く違います。
私のように使い始めて1か月であれば、ピカピカですし、
多くの人は使い込んでボロボロになっていました。
ボロボロになるまで使い込んだ受験者に畏敬の念を持つとともに、
「こういう人たちと競い合いたい」と強く思いました。
さて、1級の試験の構成はこんな感じです。
(青字は私の自己採点。38/68(約56%))
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《Reading》
1.短文の空所補充で語彙を問う問題(25問)【13/25】
2.長文の空所補充で長文の理解を問う問題(6問)【5/6】
3.長文の内容一致で長文の理解を問う問題(10問)【8/10】
《Writing》
4.英作文200~240字
《Listening》
5.part1:会話の内容を4択で確認(1会話につき1問で10問)【4/10】
part2:説明文の内容を4択で確認(1説明文につき2問で10問)【4/10】
part3:アナウンスなどを聞いて状況判断を4択で確認【2/5】
(1アナウンスにつき1問で5問)
part4:インタビューを聞いて内容を確認(1インタビューのみで2問)【2/2】
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「準1級と大差ないのでは?」と思われると思います。
構成自体はそのとおりで、準1級に合格していれば、
1級に挑戦すること自体に特別な準備が必要というわけではありません。
一方で、難易度は格段に上がった印象があります。
率直な感想として、「1.」の語彙の難度が異常に上がります。
準1級では「今まで一度も見たことがない」という単語はほぼなくて、
「知ってる、見たことがあるけど思い出せない」という難しさでしたが、
1級では「今まで一度も見たことがない。人生初。」という
レベルの単語が出題されることもあります。
また、語彙問題だけでなく、問題全体を通して、見たことはあるけど、
より高度な語彙が用いられているように思います。
(例えば、「be interested」が、「be intrigued」のような感じ。)
財団法人日本英語検定協会が、提供する「英ナビ!」サイトによると、
語彙数の目安として、準1級が約7500語であるのに対し、
1級は10000~15000語と、倍近くに語彙が広がっているようです。
↓「英ナビ!」サイト
また、「2.」で2つ、「3.」で3つの計5つの長文を
読む必要がありますが、その長さも難しさも格段に上がっていて、
よほど英字新聞などで鍛えられているのなければ、
まともに理解しながら全部読んで回答していたら間に合いません。
英作文に残せる時間がほとんど無くなってしまうと思います。
ザッと流し読み、要所に絞って精読するような手法が必要です。
「4.」の英作文も準1級では、主題に対する賛否を書いて、
それに理由を2つ付けて、「だから賛成なのです。」みたいな
構成で、120~150語程度でしたが、
1級ではより高次な構成を求められます。"introduction"(導入)で
文章の趣旨を明らかにし、"body"(本文)で理由を3つ示して
そして"conclusion"(結論)でまとめることが求められ、
200~240語程度となります。
私は、今回の一次試験では、時間が足りず、むりやり文章を
まとめることになってしまいました。語数も足りてないと思います。
「どういう流れで書いていこうか」ということも難しいので、
「それをどう英文にしようか」という次元で悩んでいては
時間が足りなくなります。自分が思い描いた流れを、きちんと英文に
書けるように、自在に英作文を書ける力を養う必要があります。
「5.」のリスニングも、英文の長さ、難易度がかなり上がります。
(試験会場で流れる英語での案内自体が難しくなっている!)
特に1級から加わるpart4のインタビュー問題では、600語ほどの
インタビューのやりとりを聞き取って回答する必要があるため、
頑張って全部聞くというよりは、英語のリスニングに
慣れ親しんでいることが求められているように思います。
上に青字で記載しましたが、私の初めての1級受験では、
38/68(英作文以外)で56%程度でした。
率直な感想としては、「難しい」、「時間が足りない」でしたが、
「歯が立たないというほどではない」、そして「楽しい」でした。
結果としては、一次試験で不合格という挫折になるのでしょうが、
明らかに次につながる結果、そしてモチベーションが得られました。
今の勉強法(下記)を更に改良を加えつつ継続して、もっと力を付けて
6月の2024年度第1回試験での一次試験合格を期そうと思います。
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【今の勉強法】
・毎日、NHKラジオ「ラジオ英会話」、「英会話タイムトライアル」を聞く。
・「ラジオ英会話」の方は、昼休みにノートにダイアローグを
書き写しています。(短いので10分もあれば書き写せます。)
・新聞の社説をコピーして、冒頭の1~2文を英作文する。
・英単語アプリmikan
・英検1級パス単
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