弁護士さんご自身、賠償交渉は一回でまとまらないのが当たり前と思っておられるのではないでしょうか。
歌劇団再生には、
  • 宝塚歌劇団上層部が自分たちのしてきたことは生徒やご遺族、スタッフに対しあたかも体内から生じた毒蛇に全身を食い荒らされるような苦痛を与えたことを認識し、素直にいじめや虐待の存在を認めて謝罪し、誠実に賠償に応じることが大切です。
  • メディアも購買意欲や視聴意欲をあおるために読者に興味が惹かれる箇所に焦点を絞ったり、アオリのタイトルをつけたり、信憑性がどこまでか全く確信がもてず記事に引きずるようしむけるのではなく、
  1. 報道事実を曲げずに描写すること (事実性原則)
  2. 報道する者の意見を含まないこと (没論評原則)
  3. 意見が分かれる事柄は一方の意見に偏らず報道すること (不偏不党原則)
にもとづく公正公平な報道、両論併記こそ宝塚歌劇団再生への早道であることをわきまえましょう。

わたしたちも記事や報道を鵜呑みにしないで自分の頭で考えるときです。
遺族側と歌劇団の面談結果で宝塚ファンがネットやSNSで騒いで周りに迷惑をかけ、ファンの落ち度を作ってしまうのが一番最悪ですし、相手の思う壷です。
色々な感情がでるのは仕方ないですが、くれぐれも乱暴な言動や誹謗中傷をしないよう、また、そのような方がいたら声をかけて冷静になりましょう。


虐待や不祥事が発生したとき初動をあやまると企業イメージを傷つける。
阪急・阪神の都市交通部門、リテール部門、運輸部門、不動産部門、スポーツエンターテイメント部門などはこれを教訓に十分気をつけて、と思いました。
もうすぐお歳暮シーズンだというのに、このままでは阪急百貨店のみならず阪神百貨店にも悪影響が出かねません。
年末年始の初詣への悪影響を回避するためにも、歌劇団は素直にいじめや虐待の存在を認めて謝罪し、誠実に賠償に応じてください。
宙組解体や歌劇団解散を遺族は望んでいるか、私たちも冷静になってニュースを読んでみましょう。
そんなことは逆に歌劇団潰しを目論むあちらさんの餌にしかならないことを意識しませんか?