正義感を振りかざしてしまうと、鋭い刃で相手が何を感じるか想像することを忘れがちになります。
自由とは、他人を害さない全てのことをなし得ることであることを認識してほしいです。

今回の問題でも、自4者のご遺族に対し誠実に謝罪と賠償を行うことから始め、劇団内に巣食う虐待の連鎖を断ち切る最後のチャンスであることを認識してほしい。


往復6時間かけて観劇していた私

観劇困難地域に住む私も、公演に元気をもらったことが多々あります。

残業続きで疲れ切っていたときに見たコムちゃんの公演。
股関節形成障害の術後に観劇できるようになってすぐに見に行ったおさちゃんの公演。帰りに米原駅の弁当屋さんが示してくれた優しさ。
恋人と別れ、失意の中見に行ったあさこさんの退団公演。
職場の上司の退社と水さんの退団がオーバーラップし、涙が止まらなかったロジェ。
誰がために鐘はなるの前日に職場で荷揚げを任されたこと。 
星の王子さまを観劇した直後に大阪駅ホームでえりたんとあゆっちのトップ就任を知ったこと。そして、その翌年に真飛聖がNHKフランス語講座の生徒を任されたのを契機にフランス語を始めたこと。
数え切れない思い出がある宝塚歌劇団。


再生のためには

阪急サイドのおごりや過信が、生徒を我が子のように大切にできない歌劇団上層部の行為につながり、それが上層部→演出家→生徒への伝播を招いたと判断できます。

犯人探しなどといった小手先の解決にしかならない子供からご飯を取り上げる対応ではなく、上層部自らがかめの水で我慢するくらいの覚悟で劇団、いや阪急グループの体質そのものを改善してほしいです。

とりわけ、劇場従業員はじめ阪急阪神ホールディングス従業員の不要不急のマスクを外すことは、ことなかれ主義や隠蔽をやめる決意を固めていますとアピールするのに効果的です。

私たちも、劇団の暗黒を嘆くのではなく、阪急阪神電車やバス、百貨店や劇場、ホテルでの不要不急のマスクを外すことでスタッフの見本になるなど小さな灯火を灯して劇団、いや社会を明るくしていきませんか?


常時のマスク着用は、隠蔽体質やことなかれ主義を容認するのみならず、
・マスクの網目を25メートルプールに例えるとウイルスはサッカーボールくらいであり、つまり何ら感染防止にはならない
・吸入酸素量が減る
・吐き出した二酸化炭素や悪い氣を再度吸う、それによりコロナなどの感染症に罹患しやすくなる
・酸素量が減ることで思考力が落ちる
・酸素量が減ることでミトコンドリアが不活性化する
・肺炎などが増える
・子供の健やかな成長を止める
・洗脳されやすくなる
など、不健康を促すことになるリスクのほうが大きいことをわきまえていただけますと助かります。

私たちもできることから劇団を改善する小さな灯火、劇場周りの飲食店を支える小さな灯火を灯していければと思います。