以前、このブログで引き合いに出した方の記事を漁ったら、こんな記事が
この方の息子さんは、職場で厳しい対応をされすぎ、それが長く引きずっているそうです。
障がい者雇用はあきらめ、就労継続支援B型に通所されているとのことでした。

私も前の職場で、
  • 勤務中に直属の上司から、私が何か意見を言うと「お前の意見などくその役にも立たない」という
  • 私を指導中に、「ばか」「障害者のくせに」「お前がやめればもう一人雇える」など障害者への虐待や差別になるような暴言・人格を否定する暴言を吐く
  • 私を指導中に他の社員を侮辱したり、私の面前で他の従業員を侮辱したりする
などといったパワーハラスメント行為を受け続けていました。
パワハラを受けるたびに果樹園やバスの中で泣きじゃくり、その度に母は会社の業務指導・相談担当者に報告していたことを今でも覚えています。
私は在職中、精神的に参っており、家族も泣かれたらたまらん、と町から出ていくことを考えている有様でした。
セクハラ・パワハラなどの職場管理下での従業員への虐待は人権を害し、会社の信用失墜に発展するおそれもあります。時に会社の情報を出さないどころの騒ぎではない緊急事態に発展しかねません。

記憶に新しいところでは、近鉄で就活生へのセクハラ(性的虐待)により人事部門から懲戒解雇者を出した、ということがありました。https://ameblo.jp/twmbw023/entry-12679645843.html 



このような職場での虐待を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

従業員への虐待防止のための措置
事業主は、セクハラやパワハラなど従業員への虐待を防止するため、次のような措置を講じましょう。
(厚生労働省リーフレットから一部改変)
労働者に対する研修の実施
虐待を防止するためには、人権についての理解を深め、特性に配慮した接し方や仕事の教え方などを学ぶことが大切です。
虐待の防止に向けて、労働者に対する研修を実施する、労務管理担当者を各種研修会へ参加させるなどの取り組みを行いましょう。加えて、職場内で率直に意見交換できるような環境を作ることも重要です。

従業員や家族からの相談体制の整備
従業員やその家族からの相談などに対応するための相談窓口を開設し、その周知を図ることが重要です。
不利益取扱いの防止
事業主は、労働者が通報や届出をしたことを理由に、その労働者に対して、解雇その他不利益な取り扱いをしないよう配慮しましょう。

セクハラやパワハラなどの職場管理下虐待のない明るい職場を皆さんで作りませんか?

そして虐待を発見したら通報、虐待を受けたら届出をしやすい職場環境を作りましょう。

さもないと、こんな人間になりますよ。