その時に、日本との違いに気がついたことがある

・人前で話す機会が多いこと
・金銭感覚が早くからついていること
他にも色々あったけど、子どもができたら是非実行してみたいなぁ...と思っていたのがこの2つ。
外国の教育が何でもかんでもいいとは思ってないけど、いいな、と思ったことは何でも取り入れたいと思う。
例えば、日本ではかなり大きくなるまで添い寝をするけど、私個人としてはこれはとてもいいことだと思ってる。
本人の気が済むまで添い寝はしてあげたいな

そんな訳で、我が家では3歳を過ぎた頃からお小遣い制度をとっている。
と言っても毎月いくら、と決めて渡している訳ではなく、いわゆるお駄賃。
3歳から保育園の支度は全て自分でしてもらってる。
一応「○○は入れた?」等とチェックはするけど、全部自分でやってもらう。忘れ物をすると、自分が困る。
忘れ物をすると可哀そうだからやってあげようかなと思う事もあるけど、本人も一生懸命やってるのでそっと見守ることにしている。(時々夜中に忘れてるものをそっと入れちゃうこともあるけど

その代わり、月曜日とたま~にどうしてもやりたくない等という日はやってあげる。
お小遣いは、ここから始まった。
帰宅後10分以内に翌日の準備ができたら10円。
これは自分のことなので、10円のみ。だらだらしていて時間内にできなかった場合はもらえない。
お手伝いをした場合は大変度によって50円や100円、200円くらいまである。
もちろん何ももらえないお手伝いもあるけど、意外に不満は言わない。

お金をあげるのはどうなのか

でもしばらくすると、お駄賃の為に明日の準備をするというモードになってしまった

それでも私もめげずに「本当はお小遣いの為にするんじゃなくて、自分のためにするんだよ。お小遣いは頑張ったご褒美なんだよ。お金じゃなくておやつとかハグでもいいんだよ」と説明をした。
喜んでしばらくやっていたけど、今度は飽きてきた様子。
う~む...と思ったけど、そこは子どもだから飽きるときもあるだろうと10分以内のお小遣いはお休み。
でも支度は自分でしてもらう。

そんなこんなで1年も過ぎると、だいぶ金銭感覚がついてきた。
「100円たまったよ。これで何が買える?」から始まり「○○を買うにはこの10円が何個あれば買える?」
などと自分の欲しいものを思い浮かべて一生懸命考えるようになった。
コンビニなどのレジでは自分でお金を払ってお釣りをもらってくることはしてたけど、このころには後ろに私がいないでくれと、一人でレジまで買い物に行くようになった。

5歳になる少し前に、プリキュアのイベントに行った時のこと。
コツコツと貯めたお金3,000円位をお財布に入れてお出かけ。
自分で貯めたお金は好きなように(せっかく貯めたのにそんなの物に使うの


何を買うのか見ていると、「これが欲しいけど足りないし、これにすると1個しか買えない

等とぶつぶつ言っていた。
時々私のところに相談に来たりしながら結局2,3個欲しい物を買っていた。
偉い、偉い(‐^▽^‐)
結局ご褒美に本当に欲しいものは買ってあげちゃったけど

私は自宅に持ち込みで仕事をすることが多いし、幼児教室での仕事だからmini meは職場にも行ったことがある。親が仕事をしてる姿を見ることができるのはいいこともあるのかな、とも思う。
最近は「ママ~、そのお仕事をするとどのくらいお金がもらえるの?」
「う~ん、〇〇円くらいかな」
「へぇ~、すごいじゃん。(本当はその価値はわかってない(´□`。))それでmini me達はご飯食べたり保育園行けたり車買えたりするんだね。mini meも大人になったら頑張って仕事しよ」
と言ってくれるようになった。
そう。私達の暮らしは全て親の働きがあってのこと。
お金はただではない。
まだお小遣い帳まではつけさせていない。
これは小学校に入ってからかな

途中でやっぱり駄目かなとか、本当にこれでいいのかどうなのか...などと色々思ったりもしたけど今のところ良い結果が出ている感じ。買い物に行っても買って買ってと言わないのが意外だった。もっとガツガツしちゃうかと思ったけど。「今日はお小遣いもってくるの忘れちゃった。」で終わってしまう。
子どもって親が思ってるよりしっかりしてるのかも

小さな子どものお小遣いやお駄賃は賛否両論だけど、うちはもう少し続けてみようかな。
臨機応変に...