昨日から引き続き…
中東に引っ越して来て15年が経過した私たち夫婦が中東に長く住んでいる理由【後編】へ参りたいと思います



ぎゃー





昨日、ロキシーが皆さんにオヤツおねだりしてたやつ

ジークに受け取りの仕事までさせてるの





結婚式の受付かいっ
←

ヒョエー
姐さん恐るべし







昨日からの続きですが…
【そこに仕事があるから】精神で中東で頑張ってきたダディとマミー
マミー小っ






そんな中、なぜ中東生活16年目に突入したかと言いますと・・・
ダディの母国、、、
南アフリカ🇿🇦が政治的にも治安的にも不安定だから



南アフリカといえば、皆さん思い浮かべることは・・・
やはりアパルトヘイトではないでしょうか?(アパルトヘイトとは白人と非白人の関係を規定する人種隔離政策のこと)
今でこそ廃止されているアパルトヘイトですが、なんと1994年に撤廃されるまで46年も続いた人種差別的な政策方針だったんです

その長年続いたアパルトヘイト制度によって差別、搾取され続けた非白人の怒りや不満がすぐに消える訳はなく…

アパルトヘイト廃止後の南アフリカは黒人の新政権へと変化していきましたが、、、
黒人への富の再配分の実施は遅れ、失業率や犯罪率が激増し、どんどん不安定になって行きました・・



南アフリカの人口は5,778万人なのに対し、殺人事件の犠牲者は1日平均57人と言われています



日本では1日平均1人程度と言われていますので、人口の差を考慮すると、軽く100倍以上です



これに強盗件数も入れるとかなりの数になると思われる南アフリカ・・・(犯罪率世界トップ10に入ります…)
こんな感じなので、ダディの長年の友人も(彼もカタールで働いていた)南アフリカで休暇中に犯罪に巻き込まれ命を落としました…

プラス、白人の人にとって不利な政策になっているので、仕事に就くのも苦労している人が多いそうで、、白人の海外流出が止まらない…
うちのダディも白人だけど、ダディが南アフリカを出た15年前よりも今は更に状況が悪化している

(だって黒人の間でさえエライ貧富の差が出てきているような状態
政治家も悪い噂ばっかりだしね…)

そんなわけで…中東で今まででも『こんな仕事辞めてやる〜!』だとか『こんな所にはもう住みたくない〜!』なんてことも思わなくはなかったんですが…(ダディがね
いや、私もあるけど
)


結局、帰る場所のことを思うと、たくさん我慢ができたわけですね

はははは〜









それが、母国は安定してるし、バカンスは年間3ヶ月だよ
なんて状況だったら…意気揚々と中東にアディオス〜
してたかもしれませんね





でも、南アフリカ人の方でも結局戻られる方も居られますしね(中東に残る人の方が圧倒的に多いですけどね…)本当にそれは人それぞれ



やはり15年も住ませてもらうと、、
この地域に『HOME』感は出てきます

好きかどうかは別にして(好きちゃうんかいっ
)慣れ親しんだ感はあります



でもね…外国人が9割なので、自分がよそもの扱いされることもなく、心地よい海外生活

これホント

公用語はアラビア語なのに、英語話す人の方が多いしね

こんな感じで良いとこもあるので、なんだかんだ快適に暮らさせて頂いてるんです



もし、これを読まれている方の中に、中東で働くことを考えてらっしゃる方が居たら、胸を張ってオススメしますよ



でもね、その時は大きく開いた価値観とハートを持って飛び込んできて欲しいなと思います



だって…中東での経験は色んな意味でサバイバル

【前編】【後編】と続いた【中東で働く理由】をお読み頂きありがとうございました



ダディの名誉?の為に補足しますと、中東にはダディにとってキャリア面で良い仕事があるのも、中東で働くもう一つの大切な理由です

これから、どのくらい続くかわからない中東生活ですが、汗水流して頑張って働くダディをシェパーズ共々引き続きサポートして行きたいと思います

















