バーチカル手帳で方眼と言えば、あまり知られていない?が、10ミニッツ手帳がオススメだ。

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カンミ堂|テンミニッツ手帳2014


1.全曜日均等の標準的なバーチカル

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左ページはメモ、月、火、水
右ページは木、金、土、日

デイリーの列にメモらんはなく、バーチカル枠を最大限に確保してある。バーチカルの目盛りは15分❗️刻み。

小さな工夫として、日曜日には時間軸がない。これは横方向に少しでも広くレイアウトを取るためで、ほんの少しでもワークスペースを確保しようとする姿勢に共感を持つ。

毎年のモデルに言えることだが、罫線が薄い。2015モデルでの改良を期待したい。


2.付箋を使うスタイル

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専用の付箋とタスクボード付き

付箋を使ったタスク管理が最大の特徴。時間軸に落とさない状態のタスクはいったん付箋に書き出し、タスクボードに貼っておく。30分、1時間、2時間の広さの付箋があるので、作業工数を見積もって選ぶ。
そして落とし込む時間を確保したら手帳に貼り付ける。こうすることにより、重要だが急ぎで無いタスクを有効に管理することができる。
タスクがこなせない場合、次の予定に貼り直せば良いので、いちいち書き写す手間を省ける。


3.昨年モデルからの変更点

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①紙質が厚くなった
昨年は薄さを出すためにほぼ日と同じ極薄紙を使用していた。これにより手帳自体は大学ノートと同じくらい薄かったが、バーターで書いた文字が裏に透ける、ページが折れやすいなどの弊害が出ていた。1年で見切りをつけた英断は評価したい。

②レイアウトの変更
2013モデルは、左ページが月、火、水、木、右ページは金、土、日、メモだった。これはアクションプランナーと同じ。ビジネス的な使い方は2013モデルの方が良いが、バーチカル枠の横幅は2014の方が広い。手帳としての使い勝手か、枠の広さか、悩ましい。

③表紙意匠の変更
昨年はブルーの表紙とビニールカバーという、言い方は悪いが安っぽい作りだった。2014モデルはグレーの布調に変更になり高級感が増した。
実質的にカバーレスになったが、丈夫な表紙になったし、そもそもカバーは別に買うので必要ないと言えばないな。

④スマホとの連携
使ったこと無いのでよくわからないが、スマートフォンと連携できるらしい。


総括
手帳としての堅牢性、使い勝手は及第点。バーチカルの広さはA5手帳で最大。左ページがメモ始まりであることを除けば、バーチカル手帳の決定版と言える。

時間軸広さ:☆☆☆☆☆(全A5手帳中、最大)
レイアウト:☆☆☆★★(メモ始まりの気に入り次第で)
創意工夫度:☆☆☆☆☆(付箋、落し物係、スマホなど毎年工夫がある)