Asmix C1224
LOFTに行った時に衝動買い(反省はしない)。
アスカC1224と言えば何を思い浮かべるだろうか。アスカは飛鳥時代?エヴァンゲリオン?C1224は電車っぽい?
否、文具フリークにとっては、アスカとはAsmixブランドを手がける総合事務用品コンツェルン、株式会社アスカ。C1224とは、カッコつき計算ができるスタイリッシュ系電卓、C1224に他ならない。
■はじめに
C1224はカッコ計算ができる変わり者の電卓。例えば (1+2)×3=9 といった計算を目で確認しながら行う事ができる。かわりにメモリー機能はない。電卓の頂点KS-SMARTを極め、一生買う事はないと思っていたが、技術の進歩はいつも新しい提案を突きつける。
■主要諸元
販売 アスカ株式会社(公式サイト)
型式 C1224BK(黒)
外形 W97×D162×H25mm
質量 約116g
桁数 12桁
価格 オープン価格(実売1800円)
■パッケージ
■キーレイアウト
パーセントやルートは実装。0/00がないことや、CAが上のペインに行ったことで、微妙に使い勝手が悪い。
■独自機能キー
カッコはみたまま。ノートに計算式を書くように、電卓に記述していけばOK。
反面、最後のイコールを押さないと計算結果が表示されないので、途中結果を見て行きたい計算には向かない。
左右キーは、DELではなくパソコンのカーソルキーと同じ。数式内を移動できる。
DELはカーソルの位置から右を消す。
INSは上書き/挿入の切り替え。
その他は、消費税レートの切り替えができるとか。
■カッコ計算
実際に計算してみた。
数式をそのまま記述する。
■ANS計算
数式による算出結果はANSという変数扱いになり、数式の最初であれば次の数式に利用できる。
■背面
滑り止めのゴムが小さい。実際に滑る。
他にはリセットキーがあるくらい。
背面の投影面積が全面より小さいため、端っこのキーを押すとガタつくことがある。
■総括
では、C1224は買いか?
⭕カッコ付き計算がしたいけれど、関数電卓までは必要ない人にはベストバイ。
⭕キータッチは秀逸。適度なストロークがあり、僅かだが底付き感もある。
❌キーレイアウトがかなり独自なので、ブラインドタッチをする人には向かない。
❌筐体はプラスチッキー。全体的に軽い。ボルトでも入れておけばよかったのに。
評価
メモリ不要度★★★☆☆(あれば尚良かった)
威張れる度★★☆☆☆(説明しないとわからない)
アスカ度★★★★★(挑戦者の意気込みを買うのだ)
尚、白と茶はAmazonで700円くらい(しかも送料無料)。洒落で購入しても許せる金額。