foxtwoの自宅のネット環境は「auひかり」ですが、さらにオプションサービスで月額1,800円の「TVサービス」を利用しています。
月額1,800円とはバチのあたりそうな金額ですが、何しろ最近のアナログTVの衰退は著しく、foxtwoがゴールデンタイムに見たいと思う番組は現在、皆無の状況のため、この際、お金を払っても面白い番組を見ようと加入しているわけです。
しかも、アメリカ旅行に行った時に、現地のTVで、「COP'S」や「DOGFIGHT:HISTORY CHANNEL」を見て、日本でも見たいなぁ~と思っていた番組が組まれているのですから、これは放ってはおけません!
このサービスで気に入っているのは、とにかくアメリカのドラマがたくさん見れることで、お気に入りは「FOX TV」や「FOX CRIME」などのアメリカン・ポリス物や、「ディスカバリーチャンネル」や「ナショナルジオグラフィック」等のドキュメント系となります。
そしてまた一つ、「お気に」の番組が始まりました!その名も「SHOWDOWN:AIR COMBAT(歴史に残る空中戦)」!
タイトル通り、過去の戦争で実際に起きた「空中戦」を題材にした番組ですが、なにせ“戦勝国”が作った番組なので、戦争の暗いイメージは軽くスルーされており、当時の戦闘機の技術解説や空戦テクニックの紹介に徹した、純粋に「航空マニア」向けの番組となっています。
おまけに進行役は、現役のアメリカ空軍F-22ラプターのパイロットが務めるという、日本では考えられないような番組構成となっています。
「DOGFIGHT:HISTORY CHANNEL」では、CGを使って空中戦を解説していましたが、この「SHOWDOWN:AIR COMBAT」では、これまたなんと!現在アメリカで飛行可能な、第二次大戦当時の復元機をふんだんに使って空中戦を再現するという実に“贅沢な”作りで、航空先進国アメリカの底力を見せつけてくれます。
先日は画像のように「ゼロ戦 vs F4Fワイルドキャット」の特集で、飛行機だけではなく、ゼロ戦とF4Fに搭乗して戦った、当時の代表的な二人のエースパイロットにも焦点を当てており、航空戦が搭乗するパイロットの技量によっても、大きく左右されることに詳しく触れていました。
foxtwoが感心したのは、アメリカ人向けの番組にもかかわらず、解説が極力中立であり、かつての敵国である日本の技術やパイロットの飛行技量の高さを惜しげもなく褒め、逆にアメリカ側については、開戦当時は不足気味だったアメリカ機の性能やアメリカ人パイロットの経験不足を、きちんと解説しているところでした。
近年、ゼロ戦の性能については、空戦性能の高さや航続距離の長さ等の利点を評価するよりも、その防御力の貧弱さや高空性能の悪さをあげつらうことが、さも“事情通”であるかのような風潮が、製造国であったはずの日本でおいてすら、時々見うけられます。
以前、某国営放送局で、「零戦ニ欠陥アリ」というドキュメンタリー番組が放送されたことがありました。
この番組ではゼロ戦の防御力の低さを“欠陥”と決めつけ、まるで太平洋戦争に負けたのが、ゼロ戦の防御性能の低さと改良の遅れであったかのような語り口に、foxtwoは腹立たしいというよりも悲しい思いで見たことがあります。
※この番組は、当時の搭乗員の方達からも、放送局の“偏った”取材や編集に、疑問の声が沸き起こったそうです。
それが「SHOWDOWN:AIR COMBAT」では、ゼロ戦は開戦当時の戦況や、海軍の高い空戦性能に対する要求への答えとして開発され、生産されたことを強調し、「零戦は攻撃するためだけに生まれたのです!」という胸のすくようなセリフで、“欠陥”とまでこき下ろされた防御性能の低さを切って捨ててみせました!!
これほどゼロ戦の性能を正確に、そして公平に評価した言葉を、foxtwoは他に知りません。
※この番組は吹き替えではなく字幕のため、英語では、
"In deed, ZERO is build from grow up been a attacker."
(事実上、ゼロ戦は攻撃者〔攻撃機?〕となるべくして製造された。)
と解説されていました。この字幕は名訳ですね!
今も南冥に眠るゼロ戦やその搭乗員が、かつての敵国であるはずのアメリカで、これほど高くゼロ戦が評価されていることを知ったら、さぞかし感無量でしょうね・・・。
「俺達は犬死ではなかった。」と・・・・。(゚ーÅ)