先日の7月31日、日本航空が保有する4機のボーイング747-300型(通称:クラシックジャンボ)がラスト・フライトを迎え、日本のエアラインから「3マンクルー(機長+副操縦士+航空機関士)」の機体が完全に姿を消しました。

<foxtwoが所有する、PCゲームのマイクロソフト・フライトシミュレータFS2002では、まだ、747-300型が元気に飛び回っています。>AI-AARDVARK 747-300 PW:model by Craig Crawley,paint by Daniel DiBacco
「ジャンボが引退」と言っても、日本航空や全日空にはまだ、747-400型(通称:ダッシュ400、ハイテクジャンボ-「2マンクルー(機長+副操縦士)」で運航)が現役で飛んでいますので、今回、引退するのは、在来型の300型ジャンボのみとなります。
ところで何が「クラシック」なのでしょうか?
「クラシックジャンボ」と「ハイテクジャンボ」の外見はほとんど同じで、マニア以外の方は見分けがつかないと思いますが、パイロットにとっては運航上、両機に大きな違いがあります。

<747-300型は二階部分が延長された最初の機体で、1982年に初飛行しています。300型の前身である、100型と200型は、すでに日本航空から引退しています。>AI-AARDVARK 747-300 PW:model by Craig Crawley,paint by Daniel DiBacco

<1989年より運航を開始した400型の外形の大きな特徴は、主翼端のウィングレットでしょうか。ただし、「日本国内仕様」の400D型は日本の狭い空港での運用を考慮して、このウィングレットを撤去しているため、ますます300型と見分けがつかなくなっています。>AI-AARDVARK 747-400 PW:model by Craig Crawley,paint by Daniel DiBacco
クラシックジャンボ(300型)は在来型のアナログ計器を搭載し、機長、副操縦士の他に、エンジンや機内システムを専門に管理するフライトエンジニア(FE)が乗務する、3マンクルーの機体です。
一方、ハイテクジャンボ(400型)は計器がグラスコクピットとなり、そのため、機体の管理が大幅に簡略化(統合化と呼ぶべきか?)された分、フライトエンジニアが乗務する必要のない、2マンクルーの機体となっています。(その他、主翼の改良やエンジンを換装することにより、燃費が向上しています。)

<MSFS2002の747-300型のコクピット。ゲーム画面のために、実機のレイアウトとはかなり異なりますが、丸いアナログ計器にはやはりホッとしますね。マニアとしてはこのゴチャゴチャ感がたまりませんが、さすがにここまでくると、パイロットが計器の読み取りに苦労するであろうことは、素人でも容易に想像がつきます。>FS2002 Pro Panel--Boeing 747-200B:by Capt. I. D'Attomo

<MSFS2002の747-400型のグラスコクピット。こちらもレイアウトは実機と異なりますが、雰囲気は伝わってくると思います。300型の計器盤と比べると、何か忘れているんじゃないかと思うほど、計器の数が減っています。400型の計器盤には、いくつかバックアップ用のアナログ計器が見えますが、最近の機体はこれすらなくなり、計器盤には本当に液晶パネルが並んでいるだけの、文字通り“グラスコクピット”となっています。>FS2002 Boeing 747-400 Advanced Panel Version 2:by Jorge 'eko' Salas
今回引退したのは、この3マンクルーの747-300型で、2マンクルーの747-400型は当面、日本の空を飛び回ることでしょう。(400型もすでにボーイング社での生産は中止されています。)
アナログ人間のfoxtwoにとっては、またもや、残念なニュースが増えてしまったというわけです。(^_^;)
では、最後に「You Tube」から、クラシックジャンボ(200型)とハイテクジャンボ(400型)の着陸シーンをご覧下さい。
※200型は300型と同じ在来型のアナログ計器を使用しています。動画では着陸寸前にオートパイロットを解除しています。
※400型の着陸シーン(タッチアンドゴー)はAutoLand(自動着陸)で実施されています。接地音直後のオートパイロット解除アラームに注目(注聴?)!
<You Tub:BOEING 747-200 CLASSIC COCKPITVIEW NIGHT LANDING>
<You Tub:Uncle flying 747. MEGA ARK>

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