11月1日（水）
水曜登山会
大三島です。
10人でしまなみ海道を訪れましたが独り登山です。
登山に向かいます。
目指すのは鷲ヶ頭山ですがその手前にある安神山から登ります。
近所の人に登山口をお聞きしたらわくわくパークの奥に道があると教えてくれました。
公園を通過。
ここからです。
安神山まで800m、遠くはない。
登山道っぽくなります。
分岐点です。
左は通常の登山道です。
右にはくさりでの登りと書かれています。
滝もあるようです。
ここは迷わずくさり場を目指します。
滅多に来られるわけでもないし。
しかしやや人が通っていない感あり。
だけどヤブでもないし分岐点の看板も立派だったし大丈夫でしょう。
ここで分岐点です。
真っすぐ行くと滝で左がくさり場か。
同時に見られることじゃないんか。
ここは左しかないですがボロボロの案内プレートに。
かすかに不安を感じます。
かすかな不安はイヤな予感に。
階段があります。
景色がいいのが救いです。
岩山が見えてきた。
香川の東の山に似ています。
まだこの辺りではルンルン気分でした。
しかし、シダ漕ぎや
あちこちで崩落した道。
崩さないように踏みしめて登る。
これがくさり場、なんちゃって（笑）
岩壁が出現。
この角度なら行けるんじゃないかな。
鎖の下端の輪っか。
ここから恐怖のくさり登りでした。
思った以上に角度がきつく
登っている最中に後悔しました。
が、引き返せません。
（動画）
カメラが固定していないのでブラブラしています。
↓ ↓
（動画）
登りの最後でスイッチに触れたのか録画が切れてしまったので登り終えた直後。
↓ ↓
なんとか登りました。
やっとの事登ったと思ってたが山頂ではなく
道を探したら2本目が出現。
何故か下から続いています。（下では気づかなかった）
ちょっと絶望感が漂いますが、道はなく下るのも恐怖。
したがってこの2本目を登るしかありません。
絶対に手を離さないと誓って登ります。
登りました。
“恐い”とか“怖い”とかの言葉では表せません。
カラビナ付きのベルト無しにはもうここは登りません。
（動画）
カメラは固定できなくてクルクル廻っています。
途中で携帯のアラームが鳴ったが止める余裕がありませんでした。
正午を知らせる鐘の音とシンクロしましたね（笑）
↓ ↓
登り切った直後、ヒザが攣（つ）ります。
ふくらはぎが攣るのは時々ありますが
ヒザが攣るのは生涯で初めて
精神は解放されが逆に筋肉が遅れて緊張したんだな。
登っている途中でなくて良かった。
動けないのでしばらく風景を眺めます。
海面に雲が映るほど穏やか。
気が付けばここは山頂でした。
若いカップルが休憩していました。
僕より後から巻き道を登って追い越したのだと思います。
カップルに聞いて足を引きずりながら三角点を探しました。
安神山（あんじんさん）266.8ｍ 4等三角点 点名：安神山登頂。
写真を撮ってくれたカップルの女性は伯方島の方で
男性は尾道から来られたそうです。
キティさんのプレート発見。
例によって壊れています。
応急処置。
カップルがいつも行くという鷲ヶ頭山までの中間にある岩のピーク。
鷲ヶ頭山には行かないそうです。
カップルが先行します。
ヒザが攣ったままですが
痛い所は使うと直ると信じて僕も出発。
カップルが目指した石の搭に行ってみます。
二人とお話しました。
ここが大好きな場所だということです。
二人の写真を撮ってあげました。
邪魔してもいけないので長居は無用。
紫の花。
岩山は木が少なくて眺望がいいですね。
鷲ヶ頭山です。
この山に来ると何人かに一人は
「ワシがとーさん、あんたがかーさん」とか言うらしい。
そういえばYAMAPでも見たような。
道路を横切ります。
あと250m。
電波搭の先端が見えた。
一気に登ると山頂か？
違いました。
まだでした。
尾根を詰めると三角点。
鷲ヶ頭山（わしがとうさん）436.3m 2等三角点 点名：鷲頭山登頂。
眺望はありません。
探せばあるのかもしれないがキティさんのプレートは見えなかった。
くさり場で時間を喰ったのでここはタッチ＆ゴーで下ります。
下る時に見える電波搭。
山頂に眺望はなかったが下りの風景は良かったです。
いいですねー。
分岐がありましたが時間がないので滝へは行きません。
滝マニアでもないし。
岩。
よほど気に入っているのでしょう、先ほどのカップルがまだ居ました。
安神山まで帰ってきました。
左が鎖場、右が巻き道です。
もちろん右側を選びます。
巻き道から見える先ほどのピーク。
オベリスクのようです。
どんどん下って麓の舞姫の像。
大山祇神社。
バス停にたどり着く。
ここでホッとしたのか腹が減りました。
登る前にスーパーで買ったおむすびとから揚げ、美味しかったです。
日の丸の向こうにさわやかなカップルが居たオベリスクが見えました。
“お気に入りの場所”ですからまだ居るかも知れません。
安神山・鷲ヶ頭山の軌跡
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https://yamap.co.jp/activity/1305100