読書―冷血― | Unnamed Blog

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15年目突入!
9歳と4歳の男子育児
今年は少し怠惰に生きてみます。
日々のことやXJAPANの動向
今年こそ、今年こそはー!アルバム祈願☆



貸し出し期限2週間ギリで読破


1P2段のやつだし、細かかった汗




久しぶりの高村薫作品

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なんでこういうタイトルに惹かれるかな


借りた本では刺激が足りなかったか汗


クリスマス前夜の「一家四人殺し」
数多の痕跡を残しながら、逃走する犯人たち。
翻弄される警察組織の中で、合田がふたたび動き出す。(上)

        

「私たち一人一人にとって、
世界を埋めるものは多かれ少なかれ異物なのだ」

刻一刻と姿を変えていく殺戮の夜の相貌。
容疑者はすでに犯行を認め、
事件は容易に「解決」へ向かうと思われたが…。
合田刑事の葛藤を描く圧巻の最終章。(下)




同名洋書、トルーマン・カポーティの『冷血』に刺激されての執筆


実際の、世田谷一家殺人事件をモチーフともいわれる作品。



杜撰な行動で証拠、痕跡も多く

犯人2人はわりと早く捕まるんだけど


とにかく、杜撰も何も

計画性皆無で思いつくまま犯罪を重ねる様子



見ず知らずの男2人がATM襲撃から


強殺にまで至った経緯が



動機がない?分からない・・・・・。




最後の最後に


犯人の本心が解かるのかと思いきや


そうでもなかったsweat*




でも、うまくいえないけど


人間の行動心理すべてに理由は見出せない


解るようで解らない感じ


難しさ




でもやっぱり、幼少期の生活環境は


影響するんだなぁ・・と



何かで読んだ、


実際の事件において凶悪犯罪の犯人には


精神異常、サイコパスなどを除いては


ほとんどと言っていいほど


幼少期に愛されなかった、家庭環境が劣悪だったとかいう


過去があるそうで。



照柿、レディジョーカー、以来3作品目


面白かったですsao☆