DVDで『コンテイジョン』を鑑賞

アウトブレイク、パンデミックな内容だけど
パニック的要素よりも
ウイルスの発生から拡大、人々の暴挙、
ワクチン製造、収束に至るまでの過程を描いた
ドキュメンタリータッチな感じ。
BGMもとーっーも抑え気味で
華やかさはなかったけど、
どうなってくいのか引き込まれました


反面、この地味な世界に
個性的な豪華スターが勢ぞろい

マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、
ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、
グィネス・パルトロウ、マリオン・コティヤール・・
すごーい

でもみなさん、主張することなく
自然な登場で見事なキャスティング

中でも一際印象に残った
グィネスの苦悶の顔

恐らくすっぴん、すっごい演技でした



最後の最後1分間で
発生源が集約されてますが、
自分が重役を務める会社の
森林伐採のせいで
コウモリ→ブタ→出荷→料理人の手
そして握手を介してウイルス感染
森林伐採と、中国人の衛生管理に対する甘さが
原因となってるあたり、
現代社会を風刺してます

そして、TVで『アウトレイジ』を鑑賞

『こんな暴力映画があってもいんじゃないかと思って作った』と
何かで監督は言ってたけど
生々しかったーー

ただグロいとかじゃなくて、
身近にあるもの
カッターとか、歯医者のドリルが凶器なので
ジェーソンにチェーンソーでやられるより

現実感が伴って
思わず目を細めて「うっ」となった

それが狙いの一つなら、ビンゴです

こちらも、日本映画界では
ベテランばかりを配してすごい顔ぶれ

でも、やっぱムリがあった人も少々・・

北村総一郎は
スリーアミーゴスが抜けきれなくて
イマイチ怖さに欠けてしまいました

三浦友和も、小ぎれい過ぎて
やくざ役はどう頑張っても似合わなかった

でも、細かいところ
カメラワークとか、編集とか
今まで数百本と見てきた映画にはない
初めて見る方法もあったり
そういう点、面白かったです

やっぱ『HANA-BI』が一番好きかな
