最近の読書
ストロベリーナイトで好きになった 誉田哲也『インビジブルレイン』
お初の 明野照葉『汝の名』
そういえば、女性作家物ってあんまり読まないなぁ
そして、これもお初の さだまさし
さだまさしって、歌もトークも上手いし
騙されたと思って行ってみた初ライブでは感動して
ファンでなくてもめちゃくちゃ楽しめます。
それだけでも才能なのに、さらに物書きとは。
どんな作品を書くのかな?と興味が沸き
『アントキノイノチ』をチョイス
過去の出来事で心が壊れてしまった青年が
遺品整理という仕事を通じ
置き忘れた故人の想いを天国へ、
伝えそこねた想いを遺族へとつなぐことで
生命の尊さを知り、再生していく物語。
ここに出てくる遺品整理業者は
実在の会社をモデルにしてるらしく、
描写は忠実らしいけど
とにかく独居死のスゴさが伝わってきます。
発見までに時間がかかるため
その間にどんどん悲惨な状況になるようで
ということは、掃除の前に
変死でも病死でも、
まず先に遺体を運び出す警察官って・・
とんでもない仕事だ。
映画化されたものの大コケしたみたいけど
そもそも、佐相さんに原田泰造がおかしわ
原作読んでる時からもう
柄本明しか思い浮かばなかった。
もっと、原作→映画化を
ちゃんとできる監督、脚本家はいないのかね。
とにかく本は面白かったです。
さだまさしの才能に、ますます脱帽。