哀愁の EUROPE ・・・ ⑫ 帰路 (エピローグ)--- 追記あり  | fox_samのブログ

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昔から航空機、エアポートの雰囲気が大好きでした。
最近は、ATC を聞きながら flightradar24 を見ています。




数年前、Contrail の魅力に憑りつかれ ・・・    
EOS 7DmkⅡと TAMRON 150-600mm レンズを 
購入してしまいました!

5月25日より始めた『哀愁の EUROPE』シリーズ、  

いよいよ最終回。   

 

1973年8月17日(金)~ 9月7日(金)のヨーロッパ旅行、最後の帰路フライトです。 

そして写真を調べていて、新たに分かった事が ・・・        

       

 

9月6日(木)、ロンドン ヒースロー空港を出発。  西ドイツハンブルグ空港へ向かいます。  

ルフトハンザの北回り羽田行の便に乗り換えるためです。  

 

 

時刻は不明(たぶん午後)ですが、ハンブルグ空港到着。   

E-01    

我々を運んでくれた機体。

British Airways の トライデント 3B 。 (Hawker Siddeley HS-121 Trident 3B)  

レジ  G-AWZT 。  (ノーズギアの収納ドアに ZT と書いてあります。)   

調べてみて、驚きました!    

 

 

3年後の 1976年9月10日、           

悲劇的な事故の当該機でした ・・・      

びっくりと云うより、かなりなショックです! ・・・  ガーン      

     

     

    

ハンブルグ空港で乗り換えた機体は、      

E-02Lufthansa の B707-330B !   

今から考えると、小学・中学生時代の憧れの機種でした。  

搭乗した当時は、そんな感動はありません。 (B747 がデビューしてましたから ・・・ 笑)  

       

 

機内から、撮影しています ・・・       

E-03  ハパックロイドという名の航空会社の B727-81。  

rear ventral stairs と呼ばれる後部の収納タラップを初めて目撃しました。  

レジを調べると、D-AHLM。    

何と全日空が 1965年7月から1972年11月まで使用していた機体(JA8305)でした!  

まさか、こんなところで出会えるとは ・・・   ウインク    

 

(なお、このマーク、どこかで見たことはありませんか?)  

ハパックロイドは有名なコンテナ船会社でした! 

(海上コンテナの側面にマークが書いてあります)   

 

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 E-09  E-10  E-11

 

アンカレッジに向かって飛行しています。  

窓から見る景色は、北極圏、ほとんど同じような変化のない風景でした。 

     

しかも、太陽は沈まず真横からずっと照り続けています。  

真夜中のはずなのに ・・・      

時間感覚が狂い、一気に時差ボケへ突入です。   

     

   

 E-12  E-13そろそろ、アンカレッジ国際空港に到着します。   

現地時間は、まだ、8月6日のままだったはずです。 (正直、感覚はメチャクチャ)  

 

ターミナルでは、便が到着すると Duty Free のお店が活気付きます!  

当時は高かった洋酒(ウイスキーやブランデー)を皆メインで買い込んでいます。  

ナポレオンと名がつくブランデーを買い込みます。(銘柄は、わかってない! ・・・ 笑) 

  

撮影の方は、フィルムの残りがあと数枚 ・・・  節約してます。  

そして燃料補給の後、同じ B707 に乗り込みます。  

窓から、隣の機体を、    

   E-06    E-05 色が若干違ってますが、無理やり繋げます。 ・・・ (汗)       

 E-07                                    

レジ N145US。   DC-10-40 .  1973年1月導入の新しい機体。   

懐かしい塗装です。 ちなみに背中とお腹の一部が、ベアメタル!  

  

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離陸、 そして、爆睡 ・・・    

気が付くと、羽田空港に到着していました!   

(日付変更線を超えたので、夜にならないで 1日経過。) 

E-08 

手前の機体は、ヴァリグ・ブラジル航空の B707-324C、レジ PP-VLM です。  

遠くには、全日空の YS-11、日航のジャンボも見えます。   

 

 

この写真をもって、すべて終了です。  

帰宅は、ぎりぎり残ったお金でタクシーだったと思います。  

料金は、ちょうど現在の半分ぐらいです。    

 

.   

曲の方は、こちらで締めます。  

①~⑫ まで、哀愁の EUROPE シリーズを見ていただいて感謝です。 

 

 

 

           

      

.      

半世紀近く前の未整理の写真、これを PC に取り込んでみようと思い古いスキャナー(ポジフィルム可)を Windows 7 の PC に接続しました。  

現代では、あらゆる項目がネットの発達によって検索可能です。  

記事へのコメントも、ヒントになりました。 

 

そして、そのおかげで当時の想い出を追体験することができました。  

1973年夏のヨーロッパ旅行、記事として書けたことはラッキーでした。  

読んでいただいた方々の温かいコメントも、励みになりました。  

ありがとうございます。   

 

『 哀愁の EUROPE 』 シリーズを書き終えて、少しホッとしています ・・・     

さて、ローマ トレビの泉にコインを投げ入れているので、もう一度訪れることが、

できますかどうか ・・・ ?         

   

    

   

では、また ~~   

   

                     バイバイ    パー    バイバイ   

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 
ここから、追記です。     
 
私がフォローしている B氏からコメントをいただきました。  
何と、アンカレッジ空港で撮った唯一写真のノースウエスト DC-10-40 を、
時を隔てて整備したことがあるということでした。  
私と同じ、外国人の奥様。 (今年からアメリカに移住されています。) 
何か、不思議なご縁を感じました。   
 
また、酔った勢いで著名な航空写真家 C氏には、自動車の車種についてメールで質問しました。 (今考えると、愚行です)  C氏はちゃんとお答えくださり、さらに訂正のメールまでいただきました。  
 
この連載を書いて、ネットでつながっている周りの人たちの温かさをより感じました。 
ブログを書き続けて、本当によかったと感じています。   
 
最後に、この連載記事に載せた一部の写真は、 F-radar と連携している

Jetphotos    https://www.jetphotos.com/      

にもアップしてます。   

(photographer 名は、ブログのハンドルネームと同じ)  

 

気が向いたら、見てみてください!   

 

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