1973年8月30日(木)朝、オランダからフランス(パリ)へ渡るためスキポール空港に到着しました。
(やっと航空機の写真が出てきますよ。)
せっかく、続きにしましたから、じっくり書いていきます。
ロビー。 11:00 発、KL403 便にてパリに向かう予定です。 ゲートはC-47。
(右の写真、上から 5番目)
若干時間があるので、空港内をうろつきます。
(色がだいぶ違っちゃってますが) ゲートC-47、この機体に搭乗するのですね!
レジは PH-DNL、 DC-9 です。 (右のショットが先に撮影されてます)
目の前の機体は、トライデント ( Hawker Siddeley HS-121 Trident 3B )です。
手前には、懐かしい JAL のコンテナ。 (確かワイドボディ用だから、JAL のジャンボが就航していたのかな~?)
そして警察車両と思しき車と装甲車!
1970年には 「よど号」ハイジャック事件が起きたり、「アラブ・ゲリラ」という言葉もありましたからね。
今夜の曲は ・・・
デッキに出てみて、
左端の初老のご夫婦、お孫さんの旅立ちを見送ったのかな? とか想像してしまう。
右端の PANORAMA と書いてある望遠鏡もレトロな雰囲気。単眼鏡ですね。
下の円盤は子供に覗かせるためかな?
この写真には、4機の機体が写っています。( 4機目はわかるかな?)
中央 2機はおなじみ B747 ですね。 タイプは 200 かな?
1970年代初頭から半世紀、ジャンボの時代がやって来ます。
(先日、Chaina Airlines が富士山フライトしたのが、旅客機運航最後~?!)
KLM は昔からブルーが似合います。
KLM の背中が白で 2階席の窓が片側 3個の B747 の写真はレアものですよ!
World Airways アメリカの会社のようです。 (写真は JETPHOTOSより)
ひょっとしたら、B747-200C という稀な機体かも知れない。
そして左端、つつましくタキシングしている機体は Lufthansa B737 !
もしかしたら初期の 100型です。 (B737-100 はすべて LH に納入されたとのこと)
実は、派手さはないものの B737 はいまだに継続しているんですよね!
製造数でも寿命でも 747 を追い越してナンバーワンの機体!
運航停止になっていたMAX も再出発です。
(つまり、このショットには後の旅客機の歴史を彩っていく機体のほぼ原形が写っているのです!)
遠い昔、京浜島より眺めた旧羽田を離陸した全日空の B737-200 型の爆音は今でも思い出します。
「 ゴーッ 」と云うより、「 バリバリバリー 」 でしたからね! ・・・ (笑)
あと 1機、わかりましたか?
右の方、ボーディング ブリッジに隠れて アリタリアのDC-9 がいますよ!
手前から、BA のトライデント、スイス航空の DC-9、KLM の DC-8、そして遥か彼方 KLM の後方に DC-10 (航空会社不明)。 合っているとは思いますが 100%ではありませんョ。
タワーにはひと気がないので使われていないのかも。(もう一つタワーがあります)
搭乗ゲート付近から、
Sterling Airways というデンマークの航空会社です。
以下は、搭乗して機内からだと思われます。
詳細は、
こちらにも、カラベルが写っています。(左の機体) レジは PH-TRR、 オランダの Transavia Airlines
という航空会社です。 詳細は、
PAN AM の B707 も写っています。
しかし、当時は航空機にはさほど興味がなく、全体を記録としてシャッターを押していました。
だから、まともに機体を捉えたショットは見つかりません。
また、当時所有のカメラも簡単に撮れるタイプのものなので、レンズも対象物の大きさになかなか合いません。
そして、離陸します。
目的地は、パリ、オルリー空港です。
続きます。
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