1973年当時、海外に行くときはワクチン接種が義務付けられていたような気がします。
渡航先にもよるかも知れませんが、私の場合出発の約 2か月前に、
コレラ、痘そう(天然痘)のワクチンを接種しました。
パスポートには、これらの証明書が張りつけてあります。
これから先の海外旅行を考えると、約半世紀前と同様、
コロナ ワクチンの接種と証明書添付が義務化されるかもしれませんネ!
さて、1973年8月21日(火)ベニスを出発、列車にてスイスに向かいます。
(日付はあっているはずです)
実はこの頃から、体調が悪化!
説明会等で生水は絶対飲むなと言われています。
当時は、ペットボトルに入ったミネラルウォーターやお茶はありません。
往路南回り 37時間 ・・・ 、
私は日本で一般的だったファンタ オレンジやグレープを飲んでいました。
(ゴツゴツした形のビンのヤツです。)
ところが、経由地を飛び立つたびに味が変わります!
原材料とかが国によって違うのでしょうか?
味覚が、おかしくなってきます。
イタリアに着いたときは、ファンタは嫌いになっていました!
(今みたいに、ビールばっかり飲んでいればよかった)
そして、機内食 ・・・
これも離陸して暫くすると、必ず出てきます! (昼夜を問わず)
体調不良の下地ができています。
とりあえず、車窓風景。 (順番はいい加減です ・・・笑)
ベニスから、スイスのルッツェルンに向かいます。
とにかく、山の斜面や丘の草の緑が綺麗。 私のスイスの印象です。
崖以外のところでは、土が露出してません!
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はい、ルッツェルン に到着しました。
(暗くてボケボケです。)
この地元のお姉さんは、左手一本で金魚鉢のようなビールグラスを持って歌い、
観光客に回し飲みをさせます。
そして、ホテルに到着して ・・・
発熱 !
今夜の曲はこちら ・・・
おじさんになった 10cc ・・・ (笑)
..
翌日,、体温38度+
ホテルで安静にと。
添乗員さん(女性)もホテルに残って、面倒を見てくれました。
差し入れのバナナは美味しかったです。
熱は二日ほどでピークは越えましたが、体調不良は 1週間ほど続きました。
煙草もまずくて吸えません!
ツアーのほかのメンバーは、スイス アルプス(ユングフラウ)へ
登山鉄道の旅を満喫したようでした。 (たぶん、現地のスタッフが代替添乗員として)
無念です。
余談ですが、この約20年後、母親もユング・フラウを訪れています。
ちょうど、現在の私の年齢か少し上。 (本人、今は覚えていません!)
やることがないので、ホテルの窓から ・・・
道路を眺めています。
色んな国の車が走っています! (日産の車もあったような?)
ホテルは駅近なのですが、場所は特定できませんでした。
熱が少し下がったので、街をふらつきます。
カペル橋。 木造です。
上が当時、下が Google ストリートビュー。
結構、建物が変わったりで、見つけるまで 2日かかっています。
こちらも、やっと見つけました。
アメ車のフォードも走っています。
現在(2014年撮影)のストリートビューでは、リニューアル中。
左のビルは、40年以上、国旗を掲げていますね。
お土産にアルプスの地図(1/50,000 だったか?)を買いました。
そして、体調は完全に回復しないまま、西ドイツに鉄道で向かいます。
(この機関車、1973年6月登録? の新車のようです)
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続きます ・・・