奈良県大和郡山市の住宅で、96歳の夫が91歳の妻の首を絞めるなどして殺害したとして、
殺人の疑いで逮捕されました。
警察によりますと夫婦は2人暮らしで夫は寝たきりの妻を介護していたということで、調べに
対し「介護に疲れ、一緒に死のうと思った」と供述しているということです。
逮捕されたのは、大和郡山市の住宅で91歳の妻と2人暮らしをしていた96歳の夫です。
警察の調べによりますと、夫は8日夜遅く、自宅で寝ていた妻の首を両手で絞めたうえ包丁で
切りつけるなどして殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
妻は2年ほど前から寝たきりの状態で、夫が介護しながら1日3回の訪問介護を受けていたと
いうことです。
8日夜7時ごろ、介護士が自宅を訪れたとき変わった様子はありませんでしたが、9日9時すぎ
に再び訪れると妻がベッドの上に倒れ、意識がなかったということです。
警察の調べに対し夫は「妻の介護に疲れていた。高齢の私が先に死ぬと妻が困るので、
一緒に死のう思った」と容疑を認めているということです。
夫は首に刃物で切ったような軽いけがをしているということで、警察は詳しい動機やいきさつを
調べることにしています。
(NHK NEWSより引用しました)
96歳の夫が91歳の妻を介護してたら、介護疲れなんて当然です。
この事件にどんな背景があったのでしょうか?