Tokyoからのお手紙 | 日和見堂(音のあしあと)

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きつねの日記。将来の自分のために書いてます。なので楽しかったこと、趣味のことなど、内容はとても主観的です。


今日は良いことと
悪いことふたとおり。


夕刻、仕事から帰ってポストを覗くと
手紙が来ていた。


差出人は『大野智』

東京からのお手紙だ。


なんとなんと、
どういうことだ?!



その大野智さんからのお手紙は
とても可愛らしい柄付きの封筒で
筆跡はほっそりした女文字。


なんだなんだ??



ワクワク感と不可解さいっぱい。

なんだかよくわかんないけれど
楽しみはもうちょっととっておこう。

と、
その封筒を
他の郵便物の下に挟み込んで
家に入った。


手を洗い着替えをして
リビングに入ると
なんと、ばあばが涙目になっていた。

「今日、病院へ行って
検査したんよ。
そしたら肝臓に癌が転移しとるんやって。」

なんと、
夏に手術して取り除いたはずの
じいじの癌がいつのまにか
肝臓にとりついていたというのだ。

しかも、じいじは今もまだ
抗癌剤で治療中である。
戦っている最中なのである。


「今なら、また手術して取り除けるって
先生は言うんやけど、
そのあとの抗癌剤は
今よりももっと強いのになるんて。」
「じいちゃん、今の薬も
副作用キツくて
先生に治療を軽くしてもらえんか?
って頼んだところだったのに。」


みんな、じいじの癌は
今の抗癌剤治療を乗り越えたら
すっかり良くなると信じていた。

それを頼りに
頑張って来ていた。

けれど
現実とは
こういうものだ。
切り替えなくてはならない。


そうなってくると
私も年末年始、諸々ゴトの
目論み段取りを
組み直さなくてはならない。

小さなワタクシゴトも
脳裏をかすめた。

昨日、立てた道楽計画は
今年もまたもろくも崩れ去る・・・

というか困難な現実は
去年、一昨年よりも
パワーアップしてやってきた。



ちょっと暗い空気が立ちこめそうになったとき
例の『大野智』さんからの手紙を思い出した。

郵便物の下から封筒を取りだし、
差出人の住所を見ると
見覚えのある住所。

ウチのお嬢の住んでいるマンション
つまりちんかんちぇんボーイのおうちである。

あれれーー?

と思いながら封筒を開けると
見たことのある
大野さんの写真が出てきた。

「あーー、GUTS!のヤツだ」

で、何気に裏返すと
こんどはちんかんちぇんボーイの
プリクラが貼ってある。
しかも、桃太郎の額のお面をつけた
ふざけたヤツだ。

それから、
なにやら便箋が一枚。
便箋のやたら上の方に
今にも死にそうな鉛筆の線で
私の名前が書いてあった。

〇〇〇という私の名前までは
キレイに書けているんだけど
そこから先は解読不可能である。


この前までウチにいた時には
とても文字など書けるように見えなかった
ちんかんちぇんボーイが
人間の文字を書いてる!!!

しかも私の名前である。


嬉しすぎる。


もう、私、
頑張っちゃう~~


と、
一気に憂うつな気分が
吹き飛んでしまった。

孫とはありがたい存在である。



まさに

♪さぁ、ガンバロウぜ
負けるなよ、そうさ
オマエの輝きはいつだって
オレの宝物

である。

リアル、泣ける。

エレカシ
リアルである。






image 


そして

いつもいいところで癒してくれる
大野智さんにもありがとうである。