日本語教育に携わる人の体験は、バリエーション豊かだ。
といっても、雑誌とか、身の回りの数人の体験から得る感想でしかないんだけども。
私の場合、よくある「面白そうだなと思って朝鮮してみた」というのとは、ちょっと違うかもしれない。
自分が動機を思い出しながら頑張るためにも、ここに書き残しておこうかと思います。(o´∀`)ノ
ざっくり。
遡ること○年前。
中学校卒業の時です。
それまで、学内で色んな活動に尽力していた、今で言う「リア充」男子が、卒業式後に全クラスを回って挨拶をしていました。
学年といわず学校中で知られ、友人の多かった彼は、3年間主力となって動かせてもらってありがとうございました! と述べるとともに、ある告白をした。
彼は日本にうまれ、日本に育ち、日本語を母語としていながら、国籍は日本人ではなかった。
勿論、彼のご両親も日本生まれ、日本育ち。
でも様々な事情から日本国籍を得ていない。
「僕は身分証明書を持ち歩かないと、逮捕されてしまう身になります。」
彼の言った言葉がものすごく衝撃的でした。
私と彼は、親同士が知り合いで、それなりに言葉を交わすくらいの仲、というくらいでしかなかったのですが、
人当たりがよく、勉強もできて、真面目な彼と、 逮捕 という言葉が並んで・・・
クラスはしんと静まり返り、彼が退出した後、控えめにざわざわとしていたのを覚えています。
そんな中、ある男の子が
「あいつは俺たちにとっては日本人だ」
と言っているのが聞えてきましたが、それは違う、と頭の片隅で思っていました。
でも、何がどう違うのかはわからなかった。
そのまま高校進学、そして短大への進学を果たしました。
高校で、すばらしい国語の先生と知り合った私は、国語の先生になりたいなーなんて漠然と思いながら、色々あって短大で経営学を学び始めました。
まだもう少し続きます。