試合観戦記2024~日テレベレーザvs長野パルセイロ~圧巻のドリブルなどが見られた白熱した一戦! | FC kazumaxのFIELD OF Soccer ブログ!

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2024シーズンも楽しんでいきましょう!

今回の試合もしっかり楽しめました。

 

白熱した試合で、さらに「オッ!」と思える選手も。

 

WEリーグクラシエカップグループステージ第2節

9/7 18:03キックオフ in 味の素フィールド西が丘

日テレ・東京ヴェルディベレーザ3-1AC長野パルセイロレディース

(日)

42'菅野奏音

45+1'菅野奏音

90+4'山本柚月

(長)

53'伊藤めぐみ

チームとしても個々としても、日テレベレーザが少し上回っていた感がありますが、全体的にレベルが高く熱い試合が観られました。

 

キレイな夕焼けの空の元、キックオフの笛が鳴り響きました。

と、いきなり序盤から長野パルセイロがボールを奪い一気に日テレベレーザ陣内へ。

左サイドからのクロスは防がれましたが、その時のダッシュを見せた13番の大内梨央選手はいきなりインパクトを感じさせました。

 

その直後には、日テレベレーザが反撃。

右サイドに張っている19番の山本柚月選手が力強いドリブルで一気に長野パルセイロ陣内へ。

こちらも得点には繋がりませんでしたが、自分の中でこの選手が最大のインパクトでした。

体格が他の選手と比べてもしっかりしていますし、右サイドを駆け上がるダッシュも"ギュイィィィ~ン"といった感じで加速していき、この時はどよめきが起きました。

そのスピードを活かした抜け出しや力強いドリブルは圧巻。

強いて言えば、クロスの精度が少し・・・

でも、最後の最後に見せたゴールはまさにワールドクラスと言っても過言ではないと思います。

 

試合は、日テレベレーザが主導権を握る展開に。

ボールをしっかり繋ぎながら、ポゼッションを上げつつ組み立てていき、そこから攻撃のスイッチを入れるという戦い方。

 

これに長野パルセイロは上手く対応できず。

最後のところで体を張って守りますが、その前の段階で抑える事がなかなかできずボールを持たれる時間が長く続きました。

ボールを持つと、さきほどの13番の大内梨央を始めとした前線の選手にボールを預ける、いわゆる「行ってこい作戦」。

ただ、精度が高くなくチャンスには繋げられません。

 

得点の気配が出始めるもなかなか動かない試合。

でも、前半の終盤にようやく。

終始良い動きを見せていた日テレベレーザの8番菅野奏音が立て続けに2ゴール。

走れて足元が上手くボールもさばけるし、何となく鹿島で言うところの本山に近い印象を受けました。

上手い選手ですね。

 

守備でも良い選手がいました。

日テレベレーザの4番の三浦紗津紀選手。

小柄ながら、ボールを奪う技術だったりさばく上手さ、展開を読んだポジショニングなどなど、DFとして万能な選手だと思います。

この8番の菅野奏音選手と4番の三浦紗津紀選手の金髪コンビは見事でした。

 

ハーフタイムに入るとマスコットの「リヴェルン」が登場し、サポーターへファンサービス。

カワイイですね。

 

後半に入ると、長野パルセイロもある程度日テレベレーザの攻撃に対応できるようになり、全体的には互角の内容。

 

そして「カモン ベレーザ」発動。

盛り上がります。

 

ピッチは、撒いた水が多かったからか、水たまりが何か所か。

ちょっと撒きすぎだったような・・・

 

後半の8分には、ハンドで長野パルセイロがPKをゲット。

これを確実に決め、1点差に。

ここから同点にすべくギアを上げますが、どうしてもチームとしての精度が高めというわけではないため、ボールロストもありますしあっさり奪われる事も。

 

この後半で光ったのが、日テレベレーザの7番北村菜々美選手。

ボールを呼び込むのが上手く、さらに裏への抜け出しやボールさばきも上手く、確実に相手の脅威になっていました。

左サイドを何度も駆け上がり、ゴールに迫りました。

 

さらに、もう1人が同じく日テレベレーザの14番の眞城美晴選手。

体格は選手の中でも小柄で細身。

たぶんフィジカル勝負では勝てないと思いますが、それを補うための備わったのかは分かりませんが、まさにドリブラー。

最初に見た時は"大丈夫か?"という印象でしたが、相手と1対1を何度も挑み、上半身を使ってのフェイントで突破。

ゴールには繋がりませんでしたが、グイグイ行くドリブルは見事でしたね。

あとはシュートがもう少しだけ上手くなれば、より面白い選手になるのではないでしょうか。

 

最後は、日テレベレーザの選手たちの意識が守備になり、少し後ろへ下がり気味になったため、長野パルセイロが前へ前へと攻め込もうとする展開に。

最後まで堅い守備でしのげましたが、相手がもう少し強いチームだったら危なかったかもしれません。

こういう時こそ守るために下がるのではなく、しっかりと前めでボールを奪う体制にした方が良いんだなと感じました。

 

最後の最後に見せた日テレベレーザの19番山本柚月選手のゴールは圧巻。

ドリブルで攻め込み、右足から放たれた強烈なシュート。

もう完璧です。

この日1番の歓声が起きた気がします。

そして、そのまま試合終了。

 

試合は、3-1で日テレベレーザが長野パルセイロに勝利。

 

今回の観客動員数は、1057人。

土曜の夜という事で、条件としては悪くないのですが・・・

やはりなかなか厳しい・・・

 

力の差は少しあった感がありましたが、アグレッシブで白熱した素晴らしい試合でした。

来て良かったと思える試合でした。

やはり、女子サッカーも面白い!

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