今回は、ようやく2023年8月号からピックアップ。
ここでは、優磨・関川・早川について書かれています(垣田の部分は省きました)。
コーナー「PROGRESSION-成長と継承-」
アントラーズの一員として求められる資質。
そして、クラブとしてあるべき姿。
30年以上にわたり培ってきた数々の要素は、選手から選手へと受け継がれてきた。
※昨シーズン7月の段階のお話です。
クラブの伝統、哲学、スピリットは、選手から選手へと"背中"を通して受け継がれていく。
約2年半にわたり海外でのプレーを経験し、2022年に古巣アントラーズに戻ってきた鈴木優磨は、復帰にあたり背番号40を選んだ。
そこに込められた思いとは、前任者である小笠原満男テクニカルアドバイザーへのリスペクトと、自身に対する覚悟に他ならない。
「40番を着けてプレーしている満男さんを子どもの頃から見てきたけれど、誰よりもたくさんチームを勝たせてきたし、誰よりもタイトルを獲ってきた選手でもある。
自分にとって、1番プレッシャーがかかる背番号は何か。
そう考えた時、やっぱり40番だなと。
満男さんにそれを伝えたら、自分らしく頑張れと言ってもらいました。」
15年にアントラーズユースからトップに昇格し、プロのキャリアをスタートさせた鈴木は、17歳年上の小笠原TAが現役を引退するまでの4シーズン同じピッチに立ち、共に戦った。
18年のACLでは悲願のアジア初制覇を成し遂げ、決勝第2戦が行われたイランで歓喜の瞬間を分かち合った。
闘争心をむき出しに戦う男の背中に胸を打たれた鈴木は今、自身の背中を見せる側に回っている。
アントラーズはクラブ創設期から日本代表CBを多く輩出してきた。
中でも秋田豊や岩政大樹、昌子源、植田直通といった面々は、W杯経験者でもある。
プロ5年目を迎え、安定したパフォーマンスを続ける関川郁万は、こうしたクラブ伝統の系譜に名を刻もうとしているCBだ。
「源くんや植田くんといった、経験豊富なCBが日々のトレーニングの中でプロとしての姿勢を見せてくれます。
また、どうプレーしたらいいか言葉で示してくれますし、学ぶ事が本当に多いです。
この先輩たちを超えなければ試合には出られない。
僕にとっては大きなライバルであり、最高のお手本です。」
今季のJ1リーグでは、第8節の神戸戦からスタメンに定着。
第9節の新潟戦からは5試合連続のクリーンシートに貢献するなど、実戦経験を重ね結果が伴う事でさらに自信を深めた。
現役時代に同じCBだった岩政大樹監督は、アントラーズの未来を担うであろう関川への称賛を惜しまない。
「まさに現代サッカーが求めるCB像に当てはまる選手です。
グラウンダーのパスを遠くまで通せて、積極的に前に出てボールを奪えてスピードもある。
最近はゴール前での冷静さも加わって、将来が楽しみです。」
開幕から守護神として存在感を示しているのが、明治大学からアントラーズに加入して3年目のシーズンを戦う早川友基だ。
背番号29は、GKコーチの佐藤洋平や曽ヶ端準ユースGKコーチの指導のもと、日々切磋琢磨しながら飛躍を遂げている。
そんな早川の目に、数多くの修羅場をくぐり抜けてきた大ベテランのクォンスンテは、一体どのように映っているのだろうか。
「スンテさんはGKとしての能力が高く、どっしりとしていてまさに"ザ・GK"という感じですよね。
試合の振り返りの中で、いろいろなアドバイスをしてくれますし、疑問点があれば自分からもすぐに相談するようにしています。
キャッチングやステップワークなど細かい技術も教わっていますし、どのようなタイミングでどんな声をかけたらいいかとか、スンテさんから学ぶ事が多いです。」
ピッチ内外に関わらず、気付けば"スンテ塾"が始まる。
「これまで経験してきた事を若い僕らに伝えようと、一生懸命話してくれます。
本当にありがたいです。」
アントラーズの次代を担うであろう精鋭たちが、1つまた1つと殻を破り、試練を乗り越え成長していく姿は頼もしい。
選手から選手へ、クラブの伝統や哲学、スピリットが受け継がれ、アントラーズは今後もアップデートし続ける。
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鹿島には本当に偉大な先輩たちがいました。
そして、若手たちにしっかりと経験などを伝えてくれています。
受け継いだ選手たちがそれを活かして発揮して欲しいですね。
時代と共に、少しずつ薄まってきてしまっている感は否めませんが、それでも"鹿島が鹿島であるために"日々戦ってくれるとサポーターは信じています。
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