鹿島の不動の左サイドバック、No.2安西。
いつも陽気なキャラでチームを盛り上げてくれますが、そんな安西の憧れの選手とは?
コーナー「MY HERO~安西幸輝~」
憧れであり、目標。
自然と追いかけ、参考にした選手。
憧れの選手は「内田篤人」
「マイヒーロー」と聞いて思い浮かぶのは、内田篤人くんしかいません。
それくらい自分にとってはずっと憧れで、ずっと目標になる存在でした。
憧れるきっかけは小学6年の時。
東京Vジュニアの一員として、鹿嶋ハイツで行われた大会に参加すると、当時アントラーズに在籍していた興梠慎三さんと篤人くんが顔を出してくれました。
その場では、子供たちから2人に質問できる時間があり、自分は手を挙げて篤人くんに質問し答えてもらえる幸運に恵まれました。
東京Vの選手としてしか関わりがなかった当時、他のクラブで活躍する選手との接点は嬉しく、以降篤人くんを自然と追いかけるようになりました。
目標になったきっかけは、東京Vユースに昇格した時。
高校になりサイドバックに転向した自分は、どうプレーすればいいか分からず、参考にしたのが篤人くんでした。
すでにアントラーズからシャルケ04に移籍し、ドイツのブンデスリーガで活躍していた篤人くんは、フンテラールやラウールにピンポイントのクロスを上げ、バシバシとアシストをしていました。
クロスの蹴り方やボールを置く位置、縦へのドリブル突破、またオーバーラップするタイミングなど、プレーをマネしては練習を繰り返しました。
だから、自分にとってサイドバックの原点があるとすれば、当時の篤人くんのプレーと言えるかもしれません。
2018年にアントラーズへの加入を決めたのも、篤人くんの存在があったからです。
当時は他のクラブからもオファーを貰っていましたが、篤人くんがアントラーズに復帰するというニュースを見て「一緒にプレーしたい」と決意しました。
実際、同じピッチに立ち、篤人くんからは本当に多くの事を学びました。
選手としての姿勢はもちろん、守備の力強さや上手さは一緒にプレーする事がなければ知り得なかった部分です。
2021年夏にポルティモネンセからアントラーズに復帰する時、背番号2を着けたいと思ったのもそうした背景からでした。
篤人くんの想いを自分が受け継ぎ、次へと託していく。
それだけの覚悟を持って今、背番号2を背負っています。
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やはり内田篤人という人は、偉大ですね。
安西もそんな内田に憧れを持ったようです。
安西と内田はタイプこそ違えど、前への意識が強いサイドバック。
スピードに関しては安西の方が上かもしれませんが、まだ目標の内田篤人は超えられていません。
それは本人が1番良く分かっていると思います。
でも、内田という大きな目標が安西の中にいる以上、まだまだ向上心を持って取り組んでいるハズ。
あとは、それが実を結び今の鹿島を救う男になって欲しいですね。
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