試合観戦記2023~浦和vsアルヒラル~最上級、赤き血のサポーターが生み出した雰囲気! | FC kazumaxのFIELD OF Soccer ブログ!

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浦和サポーターたちの準備が始まりました。

 

ゴール裏がどんどん赤く染まっていきます。

 

西川と彩艶が出てきて練習が始まると、両ゴール裏から大声援が起きました。

 

そして、相手のGKが出てくると大ブーイング。

いちいち迫力がありますね。

 

バックスタンドの1階と2階の間のレーンの所に準備されていた横断幕が気になっていたのですが、それが下ろされました。

左から

「BURIRAM→」「SAITAMA→」「RIYADH→」

というモノ。

これは今回のACLを戦ってきた場所を表していて、でもこの時点では「RIYADH→」の次が不明でした。

 

フィールドプレイヤーが出てきました。

ゴール裏にいるサポーターたちが少しずつ真ん中に寄っていきます。

始まりました「歌え、浦和を愛するなら」。

スタジアムに鳴り響く声・声・声。

文字通り声がスゴイ響き、周りに座っている人たちからも「スゲェ~。」という声がいくつも聞こえてきました。

 

それが終わると、またたくさんのフラッグが舞い始めます。

日本屈指の応援はまだまだ続きます。

ピッチにいる浦和の選手たちは心強いと思ってるでしょうし、対するアルヒラルの選手たちは「ヤベェな。」と思っていたのではないでしょうか。

 

スタメン発表が始まると、アルヒラルの時は終始ブーイング。

その中で、1人だけ特に大きなブーイングが飛びましたが、その選手が第1戦で点を決めた選手だったのかもしれませんね。

 

ふと見ると、アルヒラルサポーターが少しずつスタンドに入ってきました。

今回、ゴール裏とメインスタンドの境目辺りにビジター席が配置されていました。

ほぼ初ではないでしょうか、両ゴール裏共にホームサポーターに完全開放というのは。

チームとしても、優勝に向けて少しでも多くのサポーターに、選手と一緒に戦って欲しいという気持ちの表れだと思います。

 

浦和のスタメン発表が始まると、声と拍手で大盛り上がり。

スタメン発表が始まると、いよいよ決戦の時だなという実感が湧いてきますね。

 

アルヒラルサポーターも青いフラッグを振り、ここからアッパー席から見ると赤と青がキレイなコントラストになっています。

 

気付くと、両モニターの下にそれぞれ

「URAWA」「WORLD」の横断幕が。

これで、さきほどの「BURIRAM→」「SAITAMA→」「RIYADH→」と繋がりましたが・・・

 

ピッチでは、両チームのエンブレムとACLのロゴの横断幕が登場。

この辺りから、さらに決勝のワクワク感が強くなってきます。

 

今回、トロフィープレゼンターとして登場したのは、浦和で引退をした阿部勇樹。

こんな大役を任せられるなんてスゴイですね。

高校の時の授業中に先生からイジられているのを見てるだけに、何か感慨深いモノがあります。

 

もうすぐ選手入場という時。

「We are REDS!」

突如鳴り響いたこの声に驚きましたが、ここからはサポーターのショータイム。

これを超える迫力にまだ出会えた事はありません。

それぐらい凄まじいモノだと思います。

 

選手入場。

「赤き血のイレブン」と共に始まりましたコレオグラフィ。

北スタンドには浦和市(現さいたま市)のシルエット、南スタンドには世界地図。

両モニターの下に掲げられた「URAWA」「WORLD」はこういう事だったんですね。

バックスタンド2階にはACLトロフィーが3つ並び、1階席には「URAWA AIR」と書かれた飛行機が離陸。

 

「浦和」を飛び立った飛行機が「世界」に向かうという内容。

凝ってるのは、その飛行機が過ぎた所からしっかりと道筋ができ始めた事。

これはなかなかの傑作です。

 

飛行機が飛び終わると、エンブレム・「PRIDE OF URAWA」・ACLトロフィーの3つの横断幕が登場。

もはや芸術の域。

悔しいですが、世界に誇る演出です。

 

サポーターが作り出す最高の雰囲気の中、決戦が始まりました。

 

なかなか難しい展開を乗り切り0-0でハーフタイムへ。

モニターには「携帯電話のライトをかかげましょう」というアナウンスが。

これにゴール裏からは抗議のブーイング。

一部南ゴール裏やバックスタンドからはライトが見えましたが、それでもほとんどの人がそれを無視。

自分はこういうのを点けるのが好きな方なのですが、場の雰囲気に倣い自分もせず。

 

それどころか第2のコレオグラフィが登場しました。

北スタンドには♡12の3色の横断幕が、南スタンドには巨大な♡12の横断幕が、そしてバックスタンドには大きなエンブレムのコレオグラフィ。

まさか2つも仕込んでいるとは・・・さすがとしか言いようがありません。

ハーフタイムといえど休憩ではなく、この時もサポーターは戦っています。

 

後半に突入し、サポーターの想いが実り浦和が先制という展開。

 

今回の観客動員数は、53374人。

6万人とまではいかなくても、58000人前後は来ると思っていただけに、少し少ないかなという感覚。

スタンドはほぼビッチリ埋まり、真っ赤に染まってるんですけどね。

 

激戦が終わり、浦和が1-0で勝利。

この瞬間、大歓声でスタジアムが揺れるのでは?というほど。

 

2019年のリベンジを果たした全ての浦和ファミリーが喜びに充ち溢れていたと思います。

 

表彰式開始。

まずは、この試合の審判団から。

 

今大会のフェアプレー賞や得点王を経て、MVPの発表。

浦和の酒井宏樹の名前がコールされると、スタンドからは大歓声と大きな拍手が送られました。

 

準優勝のアルヒラルの表彰の時は、浦和サポーターからも拍手が。

たしかに強かったと思います。

もし今、鹿島が戦ってもたぶん勝てないかもしれません。

 

そして、チャンピオンの浦和の表彰。

チーム名が大きくコールされると、またも大歓声。

この瞬間のために応援してきたと言っても過言ではないと思いますし、ようやく報われたという気持ちが強くあるんでしょうね。

 

チームの表彰を祝うかのように、再びバックスタンドに大きなエンブレムが浮かび上がりました。

そしてカップを高く掲げてのセレモニー。

黄金の紙吹雪が舞います。

キレイですね。

 

浦和サポーターではないですが、この光景を見られたのでやはり来て良かったなと。

素晴らしい光景だと思います。

 

表彰式が終わると、スタンドを1周しながらサポーターと喜びを分かち合いました。

 

ふと見ると、興梠が1人でスタンドを感慨深そうに眺めています。

リベンジを果たせた事、1度浦和を離れたけどまた戻ってきてこのタイトルを獲れた事、そしてサポーターへの想いなどいろいろな気持ちが入り混じったモノがあったんでしょう。

 

そのあと記念撮影が行われ、最後は全員で勝利の「We Are Diamonds」。

ただ、この辺りぐらいから鹿島サポーターとしてACL決勝に臨めていない事の悔しさがこみ上げてきました。

2018年を最後に無冠が続く鹿島・・・キツイですね。

 

続々と選手が引き上げていきますが、急きょ選手のインタビューが始まりました。

西川や興梠を含む数人のインタビューですが、それぞれが今の想いを丁寧に述べていました。

 

これをもって、ACL決勝は幕を閉じました。

 

自分もスタジアムをあとにしました。

ゲートの所に何やら小さな人だかりができています。

誰かが何かを配っているのが見えましたが、サポーターがカードか何かでも配ってんだろうと思ってたら、警備の方やスタッフの方がステッカーを配っています。

自分も記念に頂きました。

優勝したらサプライズで配ろうという事なのでしょう、粋ですね。

 

駅までの道のりにも、

「3度目のアジア制覇 おめでとう!」

というバナーが。

 

駅前では号外も配られていましたが、これは貰わず。

 

改めて、浦和に関する全ての人たち、ACL制覇おめでとうございます。

 

やっぱり、ACL決勝って面白いですね。

次にまた、日本のチームでACL決勝に進む事ができたら、関東だったら5度目の観戦に行きたいと思います。

それが鹿島だったら最高なんだけどな。

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