この制度、自分も初めて知ったのですが、なかなか簡単な事じゃなさそうですね。
というわけで、今回は今年から始まった「ホームグロウン制度」について。
テーマ
「ペナルティを設けてまで、ホームグロウン制度は維持すべきか?」
個人的ジャッジは
「非」
です。
そもそも、ホームグロウン制度とは何ぞや?
という事で、以下の通りだそうです。
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「ホームグロウン制度」
Jクラブは、ホームグロウン選手(以下、HG選手)を規定の人数以上、トップチームに登録しなくてはならない。
■ホームグロウン選手の定義:
・12歳から21歳の間、3シーズン(3シーズンに相当する期間は990日間と定める)自クラブで登録していた選手
・満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21 歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・期間は連続していなくてよい
・21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・選手を国籍、又はプロ/アマの別、又は年齢で区別しない
・JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手と見なさない
■規定人数:
・HG選手の登録数は、開幕時の登録ウインドー終了時にカウントする
・期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録とみなす
| シーズン | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
| J1 | 2人以上 | 2人以上 | 3人以上 | 4人以上 |
| J2 | 定めなし | 定めなし | 定めなし | 1人以上 |
| J3 | 定めなし | 定めなし | 定めなし | 1人以上 |
■罰則:
・HG選手登録が規定数に満たない場合、不足人数と同数を、翌シーズンのプロA契約25名枠から減ずる
・AFCチャンピオンズリーグ出場クラブの場合、プロA契約27名枠から減ずる
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この制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的だそうです。
要するに、若手選手をきちんと育てていこうという事だと思います。
もちろん、この制度は育成の強化という意味で大事な事だと思います。
でも、それに対してペナルティを科すのはどうなのでしょうか。
今回、松本がこれに引っかかり来シーズンのプロA契約の登録人数を1人減らされる罰則を科されました。
今シーズン、松本はこの制度の対象選手が3人いました。
でも、登録したのは前田大然1人のみ。
あとの2人は、それぞれ金沢と徳島のレンタル移籍させました。
なので、悪意をもって規則を破ったのではなく、2人の出場機会を優先させたというもの。
少し気の毒な気がします。
他のチームを見ると、2桁いるチームもあります。
ちなみに鹿島は12人。
そういう意味では、ハードルが高いというわけではないですが、それにしても罰則は厳しい気がしますね。
育成はもちろん必要ですが、それはチームそれぞれの都合や金銭面などもありますし、規則を設けてまで介入する事ではありません。
それに、2022年以降にJ2からJ1に昇格した場合、すんなり上手くいくかどうかも疑問です。
ペナルティを科されないためだけに無理やり昇格させたりするチームが出てこないとも言えません。
この制度がある一方で、外国籍選手の登録人数の制限撤廃も始まっています。
これは、イニエスタが加入した神戸のために変更されたわけなのですが、外国籍選手の制限撤廃の一方で、このホームグロウン制度の導入はどこか矛盾しているようにも感じます。
もう少し柔軟に対応してあげるだけでも違う気がすると思いますけどね。




