今日は歴史上の人物(歴史小説上の人物かも)の話です。
幕末から明治維新にかけての英傑は数多いですが、今日はその中でも僕が大好きな
二人の人物について。
一人はご存じ“坂本龍馬”
説明の必要はありませんね。様々な小説、時代劇に登場し、著名人、研究者によって
語られることも多いです。僕のイメージ形成はやはり「竜馬がゆく」によるところ大です。
対するは、“高杉晋作”
こちらも説明の必要はありませんよね。多くのドラマで個性的な俳優さんにより
演じられています。僕のイメージ形成は「世に棲む日日」で確立されています。
以下は僕のもつイメージですので、異論は反論は数多あると思います。
どうかご容赦をお願いいたします。
印象に残っているは過去の配役例を。
龍馬 福山雅治 晋作 伊勢谷友介
浜田雅功 寺脇康文
武田鉄矢 吉田拓郎
夏八木勲 中村雅俊
石原裕次郎さんは、「人斬り」で坂本龍馬、「幕末太陽傳」で高杉晋作さんを
演じていました。
龍馬は多くの人から愛されるキャラクター。
魅力ある青年像を体現していて、多くの人々の憧れの対象になりますし、
女性にもたいへん好かれそうです。
歴史上の実績でも、宥和的で穏やかな印象が強いです。
対して、晋作は好きか嫌いかが分かれるタイプ。シニカルなイメージも強い。
奇兵隊を創って武士の世を崩壊させたと思ったら、
隊士達に「お前らには藩士の気持ちは分からない!」と憤慨してみたり。
突発的に見える行動が多いし、周りの人はたいへんだったろうな。
家族・親族を捨てて脱藩する龍馬。親に帰ってこいと言われると京都から
帰郷してししまう晋作。
龍馬をテーマにした唄は、海援隊「竜馬かく語りき」、河島英五「竜馬のように」・・・
晋作をテーマにした唄は、思いつきませんが、晋作自身が都々逸「三千世界の
烏を・・・」を創っています。(落語:三枚起請を参考)
その後への影響を考えると二人とも微妙。
龍馬の後継者は三菱ではないと思うし、
桂浜の龍馬像を造る際に、三菱の寄付を断ったという記事を読んだような。
晋作の後継者は山口県出身の歴代首相ではないと思うし。
功山寺の晋作像の横には、錚々たる政治家達の名前が。違和感大。
理想・憧れという視点では断然龍馬ですが、好きという観点は晋作。
みんなは、どちらが好きなのだろう・
僕のてんびんばかりは今日もどちらにも傾かない。。。
龍馬には憧れます。晋作にシンパシーを恐れ多いですが感じてしまいます。
