作家になりたいと、時々思います。
元手がかからず、売れることを前提としなければ(^▽^)
誰でもなれる?
いえいえ、物語を書くと言うことは、才能も必要だし、根気/
今日は、10代の頃、夢中になった作家の話。
『三島由紀夫』と『坂口安吾』
最近、三島由紀夫の名前をいろいろなところで見かけます。
当時、僕は8歳。
朧げな記憶。
三島由紀夫を読むきっかけは、映画『午後の曳航』
海外で評価されている日本人。
三島を読むということ自体が、
印象が強かった作品は、
やはり、「金閣寺」。
かわぐちかいじさんの漫画「アクター」での金閣寺シーンは、
「黒蜥蜴」は、京マチ子版が作品としては好きです。
「豊饒の海」、4部作は圧巻の一言。
「鏡子の家」も捨てがたい。
制作フランシード・コッポラ、監督ポール・シュレイダーの「ミシマ」、三島は緒形拳、
鍛えられた肉体。黒蜥蜴、人斬りでは俳優も。
坂口安吾を読むきっかけは、
僕らの世代での知名度は、三島に及びませんが、
太宰治、織田作之助ら)。現代もの、歴史もの、推理もの、
なんとか論まで、
ちなみに、芥川賞の選考委員もされていたそうです。
好きな作品は、
「二流の人」,「狂人遺書」、シニカルな官兵衛、老人秀吉像は絶品。
「不連続殺人事件」、内田裕也さんで映画化。
「復員殺人事件」は、未完のため、高木彬光が、完成させています。
「桜の森の満開の下」(若山富三郎、岩下志麻共演)、
「堕落論」、「日本人文化私論」、これぞ通念否定による絶対性の肯定。
酒と薬に溺れて、騒動も絶えず。
守れ!と叫んだ三島、壊せ!と叫んだ安吾。
してしまったような。
必死になって(己自身も鍛え上げて)守るべきなのか、
僕のてんびんばかりは今日もどちらにも傾かない。。。
軟弱な僕にはどちらもできませんが。
もし、作家になったら(〃∇〃)、ペンネームは、
安は、安吾、士は、三島由紀夫のイメージから。
