はじめまして。

 

 もうすぐ60歳(アラ還というそうですネ)(>_<)

 徒然なるままに・・・と格好をつけて暮らしていきたいのですが、なかなかままならず。

 35年のIT業界勤務(と言っても普通のサラリーマン)を辞めた途端に癌宣告(⦿_⦿)

 スティーブ・ジョブズの様には死にきれず。

 とっても立派な妻(「喜劇 愛妻物語」の水川あさみに匹敵)からはリスペクトを得られず。

 これからのことを思うと暗くなるしかないのですが、

 ここは開き直って、

 癌もステージⅣだったし、5年生存率(手術して1年が経つので、あと”4年”)という言葉も

 あるので、何か足跡でもと、ブログでも書きながら陽気に生きていこう(✿´з`✿)♪

 

 というわけで、はじめまして。

 

『てんびんばかり』

  優柔不断、八方美人という言葉は、決して褒め言葉ではありませんが、

  「・・・の言うことは理解できない。分からない。」というほど他人の状況が分からないわけ

  でもなく、自分は間違っていないと確信を持てるほど強い人間でもない。

  いろいろな相手のそれぞれの立場を慮って行動や発言しないと続けていけない仕事が

  多い(僕自身もそうでした)のも世の当然。

  でも・・・

  習い性とも言いますが、だんだんと慣らされてしまい(晒され続けてしまい)、徐々に

  自分の意思を見失ってしまったのではないかと思うこの頃。

  新しいことを始めようとしない。積極的に何かをしようとしない。何も自分では決めない。

  自分で決めてないので責任も取らない。

  なんて大切な人からこそ見られてしまう。本当は、その人の思いを尊重してあげたい

  だけなのに。

 

  もう40年近く前、場所は確か神奈川県民ホールか横浜文化体育館。

  アコースティックギターの弦を切りながらステージで熱唱する河島英五さん。

  唄は「てんびんばかり」

  あれから、ずっと考えています。

  英五さんはてんびんばかりは「どちらかに傾くべきと唄っていたのですか。

  それとも何が正しいと決めつけるのは僭越だと唄っていたのですか。

  結局、未だにわかりません・・・。

    「~重たい方に傾くに決まっているじゃあないか

      ~どちらにも傾かないなんて~」

    ※知らない人はApple Musicでも提供されていますので。

 

  おそらく25年近く前、ミュージックビデオ(COUNT DOWN TV?)

  「innocent world」

  最初は桜井さん格好いいなーと思っただけだけど。

  最近はとっても身につまされる。

  聴くたびに深まっていく悩み、あー僕のmyselfはどこに・・・。

    「~様々な角度から自分を見失ってた~帳尻合わせる~」

    ※知らない人はいないと思うけどApple Musicでも提供されていますので。

 

  dilemmaから抜けだし、myselfを取り戻すために、ブログを綴ろうと思います。

 

  日々、各メディアで流される断定的なコメント。

  肯定論も否定論も。楽観論も悲観論も。性善説も性悪説も。

  何でそんなに自身に満ちて言い切れるの。ディベート大会でもあるまいし。

  どちらの側にも論理は存在する、その論理が正しいか間違っているかの判断は

  とっても難しい(はずです)。

  社会通念や法律で判断することも間違いだと思わないし、

  時代や状況、立場や環境、宗教や思想などなど物差しも世の中には一杯存在する。

 

  決して悪を美化したり、非常識な行動や言動を是としようなどとは思わない。

 

  両方の意見をてんびんばかりに乗せて見て、傾かない天秤棒の支点にどんなmyselfが 

  隠れているのかを僕自身のために探しに行こう

  とブログを開始する次第です。

 

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