鬼平こと「長谷川平蔵」。実在した人ではありますが、
池波正太郎作「
"中村吉右衛門"が、演じた期間が長いですし、
父親の"初代松本白鸚"、"丹
「島田勘兵衛」と言っても分からない方も。
「七人の侍」の"志村喬"
「鬼平」では、平蔵と配下の関係を築いているのは、強固な主従意識です。
与力、
大滝の五郎蔵、小房の粂八、伊三次はもとより、
おまさは、恋心までも、
相模の彦十は、年上ながらなついている雰囲気も。
鬼平は、勧善懲悪ではないですが、かなりのヒーローキャラ。
メンバーは、鬼平には心酔し、
動かされることによって大きな満足感を得ています。
対して、七人の侍は、かなり個人主義。
菊千代(三船敏郎)は、勝手気儘。
勝四郎(木村功)は、若者特有の一直線。
五郎兵衛(稲葉義男)は、友人的な間柄。
平八(千秋実)は、人懐っこい。
久蔵(宮口精二)は、剣の求道者。
七郎次(加藤大介)だけは、実直な部下か。
勘兵衛は個人の能力も非常に高いですが、どちらかというとまとめ上げるタイプ。
お百姓の協力が得られなければ、戦うことも断念してしまうような。
長く付き合っていくのであれば、
短期で、期限が限られた中では、勘兵衛タイプの束ねで自分の能力を発揮するのが良いかも。
理想の上司は、好きな上司は、どちらでしょうか?
あるいは貴方は、どちらのタイプのリーダでしょうか?
僕のてんびんばかりは今日もどちらにも傾かない。。。
