子供を突然亡くした母親は生きる価値ありますか。 -13ページ目

子供を突然亡くした母親は生きる価値ありますか。

ある日突然長男を亡くした。交通事故みたいな病死もあるんだって。そんなの納得いくわけない。子供を亡くして4年。今私は笑っている。笑っているけど、ココロがない。あってはいけないと思ってる。

えいちゃんの腹痛が始まった時間。
でも死ぬなんて思わなかった。

腹痛と嘔吐。

1ヶ月前の腹痛は便秘といわれ、
救急車を呼ぶのはためらわれた。

なんで躊躇したんだろう。
救急車呼んでたら。
助かってたよね。

苦しい。
ひたすら謝るしかないけど、
謝っても、謝っても、
えいちゃんはいなくて、
私は生きてる。

気が狂ってしまえばいいのに、
狂わない。
死んでしまえばいいのに、
死なない。

なんなんだろう、私の存在って。
えいちゃんが亡くなってから、
各自専用の物をあえて無くすようにしてきた。
専用のお箸。コップ。お皿。茶碗。お椀。

新たに買う物は、全部お揃いを4つ。
誰かのためのものではなく、
誰が使っても良いようにしてしまう。

ところが夫は、俺の箸、俺の茶碗...とこだわる。
4つ買っても、柄や色が違うものもあり、
そうすると、「緑は俺の...」と勝手に自分のを決めてしまう。

嫌なんだよ、それ。
俺のってなったら、さんちゃんのがあって、私のがあって...
そして、使われることのないえいちゃんのがある。

いつまでもきれいなままの、えいちゃんの。

それが辛くて悲しくて嫌だから。

じゃあ3つだけ買えばいいのかってなれば、
そうじゃないんだよ。
3つじゃ、えいちゃんの分ないじゃん。

気持ちがうまく伝えられないけど、
とにかく、「◯◯の」ってのが嫌なの。

夫にはどうしても伝わらない。
私も説明しても理解してもらえないから、
もう諦めた。

だけど、やっぱり嫌だから、
こっそりここに書いて、
少しだけ鬱憤をはらす。

「俺は子供の頃から自分専用のがあったから。今さら変えられない習慣なんだ」

ふーん。そ。
えいちゃんが女の子からもらったチョコを
さんちゃんにかくして、
1日一個ずつ大事に大事に食べていた。
それはとっても大切な思い出。

今年もバレンタインは
えいちゃんとさんちゃんに。

ああ、あのかわいい笑顔がまた見たいなあ。

写真の笑顔を指でなでながらおもう。
この笑顔があんなに早く見られなくなるなんて。
なんでだろう。
なんでえいちゃんなんだろう。

結局いつもの堂々巡り。