お花でいっぱいになりました。
十年前の今日は、
小雨が降っていました。
寒かったです。
でも傘をさすほどでもなかったので、
えいちゃんをおんぶして、隣の病院へかけこみました。
あの時もしわたしに少しでも知恵があれば。
助けられたのかもしれないと、
後悔しない日はありません。
最近は、さんちゃんの小さい頃をよく思い出します。
えいちゃんがなくなったとき、彼は4歳。
お兄ちゃんの記憶は残っていないと思います。
でも、さんちゃんは「覚えてるよ」と言ってくれます。
何も覚えていないと言うことが母親にとってどれほどの悲しみかを想像しているのだと思います。
さんちゃんは怖がりで慎重派で、ずっとママやパパの手を繋いで離さない子でした。
いまも、リビングで一緒にいることが多いです。
やさしいさんちゃんにいつまでも甘えているだめな親です。