SHARPは液晶ディスプレイが普及してから、私が最も好きな


ディスプレイ・メーカーであった。


ブラウン管時代のハイビジョン管やプロジェクターはSONYを


こよなく愛してきたが、液晶テレビになり、当家の居間の4Kテレビも


寝室用のテレビもシャープの大型テレビを愛用して来た。


友人も同社に勤めており、会うたびに電気技術者として性能面、


機能面など様々なリクエストを出してきた。







そんな愛着のあるメーカであったから、昨日のニュースの一報には


本当に驚愕した。


「SHARP、台湾のホンハイ社傘下になる」叫び


SHARPが業績不振なのは前から知っていた。


上場も、店頭公開も廃止し資本金を1億円以下にして節税を検討。


そんな暴挙は、多くの株主も、投資している国内2行のメガバンクも


許すはずがない。


資産価値が殆ど無くなってしまうからである。


それでも、業績悪化が進んでいる国内のディスプレイメーカー


PANASONIC、SONY、VICTORと合弁し再度日本連合軍として


韓国や台湾、中国の企業と真っ向勝負するのだと思っていた。









SHARPは液晶技術では間違いなく世界一のメーカーである。


液晶ディスプレイだけでなく、これから省エネで普及するであろう


有機ELディスプレイの技術のノウハウも持っている。


SHARPが海外企業の傘下に下ったという事は、日本の技術の


流出に成るのではないだろうか。


バラバラにされて技術だけ盗まれる。


そんな最悪のシナリオだけは考えたくない。







日本は量産品では中国や東南アジアの国々に今後は勝てない。


考えたくないが、これははっきりした事実である。


現在の日本の企業が有する技術で何が出来るか。


それこそ・・・


日本特有のいぶし銀の技術の世界であると私は思う。


東京や大阪の町工場の職人にしか生産出来ない物が沢山ある。


私自身も、年間100台しか売れない、大企業がやりたがらない


難しい技術の仕事を好んで会社の事業として選んできた。


日本には、世界中で真似のできない貴重な技術が沢山ある。


あえてその世界に挑戦し続ける事が、今後の日本の価値を生み


他国にない技術をさらに再構築してゆけると私は信じている。






私が言える筋では無いが、ホンハイ社にお願いしたい。


SHARPを解体しないで欲しい。


技術の切り売りをしないで欲しい。


豊富な資金で同社を現行の組織のまま生き返らせて頂きたい。


お願いですから・・・。(T_T)