先般、ブログにて書いたスピーカー製作の件ですが、


小型のバックロード・ホーン(以下BH)を造りたくなったが


BHの設計は非常に難しい。


故長岡鉄男氏がその第一人者であったが、BHの設計というのは


ある意味正解がなく、昔市販されていた音響メーカー製の


物でも数々のホーンサイズ、音道の長さの製品が存在した。


となると、自分で設計するよりも市販されている実績のある


評価の高いキットで販売されている製品の方が安心である。


そんな訳で数あるキット商品の中からこんな製品を選んだ。





もちろんこの状態で送られてくる訳ではなく、裁断してある


板を慎重に組み立てればよい。


しかし、それだけではなく、音響迷路要素としての共鳴音の解消や


後方から出て来る倍音、特に高音域の解消も必要で、


吸音材をどの部分にどれだけ張るかなど手探りで解決するしかなく


組み立てたからと言って簡単に好みの音が得られる訳ではない。






写真は、内部構造が分かるように即板を外した状態であるが、


バックロード・ホーンとは、スピーカー・ユニットの前面から中高音を


再生し、同背面から迷路のようになった、だんだん開口部が大きくなる


音道をとおり、ダクトからは低音域が増強されて出てくる仕組みだが、


私が感じる所、周波数的にはさほど低音域まで出ていない。






このキットでは、ユニットは、10~12cmの小さい物を使用するが


同じユニットを密閉型の箱に装着した場合と比較すると、


驚くべき低音(?)が出て来る。


なぜ小さなスピーカー一発のエンクロジャーを選んだのかとと言えば、


マルチ・ウェイよりも音源再生の面で言えば、点音源で定位が大変


素晴らしいからである。






今回はテレビの両脇にセッティングする、*AV再生が目的のスピーカ


にする予定なで、評価の良いフォステクスの廉価版ユニット、


P1000Kを選択した。(コストパフォーマンス抜群である)が・・・合格





*(注)AV:オーディオ・ビジュアルの略です。アダルト=× (;^_^A





先週の野球もない寒い週末に、早速組立て、現在色々な音源で


エージング中だが噂にたがわぬ点音源で定位は良い。


低域は、サイズにしてはそこそこの量感だが、経験上おそらく70Hz


位で急降下している。


当たり前だ、こんな小さなサイズである。


総合的に見れば及第点をあげても良い。






TEKTRONIXのリアルタイム・スペアナで測定したいが、


(FFT技術では画期的な製品です)クラッカー



会社にはありますが、業務が滞るので遠慮しました。


実測してません・・・ごめんなさい。






AV再生目的でも、最近のDVDソフトは重低音、超低音領域まで


音源に含まれているので、低音の量感不足を補うためには


ユニットをBH専用に設計された(同社FE108Σ)などに交換し、


スーパーウーハーを追加するのが良いと思う。






何れにせよ、重低音不足で、ロックやポップスしか聴けない。


しかし、そこそこ聴けちゃううのが凄い♪


まだユニットのエージングが終わっていないので


更に1カ月位使用したところで再度評価を下したい。







実は現在、その後自分で設計した16cmバスレフタイプスピーカー


の部材の裁断を木工業者に依頼しているところである。


完全に病気モードに陥ってしまった。(^▽^;)






どでかいバックロード・ホーンを創りたい。(;^_^A