昨日、妻より聞いた衝撃の話。


体調を崩した義母が病院で精密検査の結果、


二箇所に癌が見つかり、何とも表現出来ませんが、


・・・どうにもならないそうです。


妻の両親の住まいの傍の、義妹からの連絡で知ったそうで、


何と本人にも、少し痴呆の症状のある義父にも


知らせていないそうです。


ご本人夫妻への気遣いで、訪問は遠慮してくれと。






その話を聞いて、昨夜、私は妻に向かって荒れてしまった。


お酒も入っていたし、しかし納得がいかなかった。


妻の母親は、30代で実の母を亡くした私にとって、特別の存在である。






実母には、病を本人に隠し通し、告げず、実父と妻で辛い日々を、


磔で処刑されるような刹那を過ごした。


でも、母は自分の病状を知っていた。


食事をすれば、味覚も分からぬ舌で、美味しいね♪


妻には、大切にしていたルビーの指輪を、突然持ってきて


ママちゃん、付けてね。








分かっているのだ。


今、お会いして励ましたい。


心からお礼を言いたい。


涙が止まりません。


お袋様にどれだけ助けられたか。


人生においてご母堂の言葉にどれだけ励まされたか。







昨夜怒りを覚えた、家内の淡々とした報告、


一夜経って思えば、深い悲しみを押し殺した妻の、


私へのいたわりの表現だったのかもしれません。