私の会社は、様々な測定ファンクションの計測システムメーカーですので、
測定器の設備が沢山あります。
福島第一原発の事故の時は、設備の放射線量計が引っ張りだこでした。
事故当時は、被災地からも測定を依頼されボランティア出張しましたが、
最近は線量計でも比較的安価な製品が発売され、普及してきたせいか
依頼も少なくなりました。
近所の親しい方からのお声がけもなくなりましたが、じゃあ、Cs-137などの
線量が減ったのかというと、残念ながら殆ど変わっておりません。
それもそのはずです、放射線は半減期まで何十年も掛かるのです。
あまり影響が無かったと思われている、東京の私の家の庭も、測定すると
凄く線量が高い場所があります。
例えば、屋根から雨水を受ける、雨樋の周りの土壌を測定すると、
現在でも一桁測定値が高いのです。
この数値を年間換算すると、国が打ち出している、Max20mSv/年の基準を
大きく上回ります。
こんな条件の場所を、小さなお子さんが毎日遊んでいて・・・
万が一、土を口に入れてしまったら・・・
想像するだけで、背筋が凍ります。
原発再稼働の話が出ておりますが、その前によく考えて欲しい。
私たち日本人は、とてつもない負の遺産を背負ってしまった事を。