「君想い」
席替えをした。
ずっといやだったあの席から変わることができた。それだけで満足だったのに
隣が君だったなんて。
授業中ついちらっと見てしまう。気づかれてないといいな。
君には好きな人がいるから。
君を困らせたくないから。
せめて友達でいたいから。

君が地毛だという茶色い髪も、周りに気を使うその性格も、たまに見せるメガネ姿も、君とした会話の全ても暖かな心にしてくれるものだった。全部全部心にしまって。

また明日
隣の席で君の幸せを願いながら授業を受けるだろう。

もう
君をちらっと見ることもやめよう。
君の全てを心にしまうんだ。

友達でいられそうにないみたいだ。