衝撃の元旦の翌日の2日


記憶を頼りに作ったのりまきを
母に持って行きました




夏の骨折手術、入院から
またガクンと症状が進んでしまった母


そして、そのせいか
感情の起伏が激しいので
落ち着かせるお薬の服用を入院中に開始
まー、安定剤ですよね


薬にも少し振り回されて
日中ボンヤリうとうとすることが多くなり
薬を変更してからはちょっと反応が良くはなってきたけど


全般的には認知症の症状は進んでるようで
なのでのりまき、どーかなあと思ったけど


「のりまき作ってきたよ」
と声をかけると顔をこちらに向けて反応!
ものすごい反応


「具はちくわと干瓢を一緒に煮たよねえ」
と会話がいつもより弾み
一個の半分を
「おいしいおいしい」と食べてくれた


良かったよう〜


昔の記憶ってやはりあるようで
認知症だからって何もかもがわからないわけではないらしいけど
どこまでどーなってるのかがわからないのでいつも困惑する


反応があるだけで
その瞬間だけでも嬉しいとか楽しいとか思ってくれるだけでじゅうぶんな最近


自分も変わるもんだなあと驚く
鬼電鬼LINEの時期もそんなに前じゃないんだけどね
あの頃は日々ほんとに辛くて
母の存在はエナジーバンパイアだった


やっぱりあの骨折入院のダメージが大きくて
同じ人とは思えないくらいになってしまった


でもね、介護当初から人に言われた言葉
「本人が満足することはないから、自分が納得できることをすればいいのよ」


いま出来ることをする
頑張らない、です


ちなみにのりまき
弟たちに具の確認をしてみた
あの人たちも記憶が曖昧で
でも自分で気がついた


記憶ののりまきと
習ってたまに作るキンパの具が
混ざってる!
まあ、いいか


これからも作って
もっと上手になって
娘に引き継ぎたいと思ってる飛び出すハート