TAKU @shoes -5ページ目

最近、この靴に関してはうまく磨けず、
ツヤが思うようにでない・・・。



靴は自分で磨くもの と思いつつ・・・


困った時はプロの元へという事で、


兼ねてから、一度お会いしたかった、



靴磨きで有名な、

井上源太郎さん(通称ゲンさん)のところえ。


(ゲンさん) http://www1.odn.ne.jp/~aab38980/inouegetaroh.htm
(場所) http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/information/floor/69.html



広い、ホテルオークラを迷いながらなんとか到着。



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(この矢印⇒の突き当たり左奥だ)



いろいろな有名人の靴磨きをしている方なので、

わたしは緊張して、恐る、恐る



靴磨きいいですか? と



あっ、どうぞ~ と、



  わたしの靴を見るなり、



その靴を磨くの?、磨かなくても充分光ってるじゃない。
わたしどもの目から見ても充分だけどね~。


これで満足できないの?  え~ と連呼される。

 (なんかまずい雰囲気なのか?・・・)


はぁい~、昔よりツヤがでなくなって、最近上手くいかなくて・・・




じゃ、とりあえず座ってよ。見てあげるから
(あ~よかった)



いい、一度しか説明しないから、靴磨かないといけないからね、
よく聞いといてね。




  とクリームの臭いの違いをかぎ分けたり、親切にいろいろ教わる。



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結婚してるの? 



  と聞かれたので



いいぇ、してません。 



  と答えると、



だろうね、こんなに靴きれいに磨く人は結婚できないんだよ。 と冗談まじりに・・・。



そうなんですか!(汗;)



  なんか会話も面白い方だ。




磨かれていくうちに、どんどんツヤがでてくるのが、素人が見ても分かる。


ポリッシュをスーと伸ばし、拭き取ったところからどんどんツヤがでてくる、

見ていて実に気持ちがいい。



なにげなくしているけど、この絶妙な加減、かなり難しいんだろうな~。

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行く前は、正直そんなに変わんないんじゃないかと思ったりもしていたが、
仕上がりをみて脱帽した。




凄い、凄すぎる!!!




これがプロの技なのかと・・・


しかもこんなに短時間で。。。



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革靴がエナメル靴になりそうなくらいの勢いだ (笑;)




午後は忙しいから、午前中だともっと教えて上げれたのにな~ と、
(途中から、お客さんが2人待っていた。)



そしてこの靴のゲンさんおすすめは、KIWIのTANとの事。



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写真は好きなようにとっていいから、


帰り際に、売ってるとこ分かんなかったらホテルに電話して、ここにつないでもらって、


教えてあげるから。



と。



実に親切で、会話も腕も超一流の人でした!




とても真似できないな・・・。




凄すぎるぜ、 ゲンさん!




靴磨きの仕上げに、これを使うと、なぜだかもうひと光りするので、
わたしは、いつも仕上げにこのグローブを使っています。



仕上げに、ストッキングを使うって話もよく聞きますが、
知らない人から、変態だと思われるのも
ちょっとなんなので使ってませんが・・・。




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(汚い画像をお見せしてすみません・・・)




もう何年も使っていて、生地がすれ、いい加減みすぼらしいし、
もう駄目だろうと思って新しいのを購入!



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よし、これでもっと、ツヤが出るだろうと思って、
使ってみたが、

あれ、まったく光らない。



逆に、少し曇ってしまうじゃありませんか・・・。


なぜ?

古いグローブでやり直すと、いつも通りのツヤがでる・・・。





そういえば、昔、靴磨きのおっちゃんが言ってた言葉を
思い出した!




 『 布は、新品より、少し使い古してなじんだものの方がええいぅて。 』




おっちゃん!
俺、おっちゃんの言うてた言葉の本当の意味、今頃やっと分かったで!


な感じ・・・?。



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そしてこれは、羊の毛を使ったグローブ。


これ最悪・・・
なぜか、拭けば拭くほど、曇るんです。使ってません。


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そして、これは鍋つかみ。


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このくだり、いらんか。いらんね。






なんでも、新しけりゃいいってもんじゃないんですね!





それによく考えると、メーカも生地も違うので同じものを探してみよっと。




靴磨きは、最後の、ひと磨きが難しいな。



では・・・。




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昔から疑問に思っているが、たいして追求もせず、
なんとなくしている事がある。



それは、履かない靴の手入れ。



履く、履かないに関わらず、時間が経てば革は乾燥するので、
定期的にクリームを塗って革に栄養を与えた方が良いのではないか?



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てな訳で、履かない靴でも、たまに磨く事にしている。



メーカ:Santoni
木型:Dion
製法:グッドイヤー・アルタッコ



ここ数年はブームも一周して?、先の丸いラウンドトゥの
ものが主流で?あんまり先のとがった靴は見かけなくなりましたね。


でもまた、最近ちらほらみかけるようになったような・・・。



わたしはイタリア靴独特なデザインの、ロングノーズでシェイプ
された形が好きなのですが・・・。



とりあえず磨いた。


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今回は、茶色のポリッシュでつま先の色を濃くし、
その上からクリアーのポリッシュで幕を張り仕上げてみた。



リボン型のメダリオン(穴飾り)の下地が、
淡いグリーンになっているのが気に入って当時買ったのだ。




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クリーム : premium DIAMANTE (無色)
ポリッシュ : M.MOWBRAY (MIDTAN) 色付け
ポリッシュ : M.MOWBRAY (NEUTURAL) 仕上げ



伸びにくく、へばりつくような扱いにくいMOWBRAYのポリッシュも、
指を数秒あて、暖めてやるだけで夏は伸びやすくなり使いやすい気もします・・・。