~聞き慣れた 寝息の横で明けていく 天井に見る色あせた夢~



少し前の日に飲みすぎたせいか、


明け方に目が覚めた。


横でいびきをかいて寝ている夫。


だんだんと白んでいく世界。


夜が終わって 朝が来る。


これからも、ずっと。


月と星々と太陽 


イスラエルとパレスチナ。


ウクライナとロシア。


それに比べて何ともチッポケで平和な自分たち。


楽しかった私たち2人の人生。


夢に描いた老後の旅行、冒険。


急速に色を失い、バラバラに散った。


脈絡のないことをぼんやりと考える、夏の朝。



まだまだ心は揺れまくる。