御柱祭 下社 2日目
今日は朝5時起きで
始発 6時代の電車に乗って
下諏訪に向かった。
駅に着き、方角などほとんど下準備無しで
とにかく 前を歩く人について行った。
歩くこと 1時間ほど
木落とし坂下、 有料観覧席に着いた。
観覧席開門7時と同時に
当日販売有料観覧席は完売。
とりあえず、無料観覧席に場所を確保した。
7時30分の時点ですでに3分の2はうまっている状態。
ステージ側を陣取った。
坂を真上に見上げる形になった。
今日の1本目の木落としは午後1時の予定。
たいてい遅れるのでほぼ6時間待ちだ。
←木落し坂上から見ようと列をつっくって登る人達。
↓上から見るとこんな感じ。
↓ほぼ直下高にみえる
読書したり、
屋台をのぞいたり、
ツイッターでつぶやいたり
御柱ラジオ放送を聴きながら
ちょっぴりの勇気を出して周囲の人に
どこから来たのか話しかけてみることにした。
数時間も 一緒に過ごすわけだから
できるだけ楽しんだ方が良いのだ。
10名ほどの人と、ぺちゃぺちゃ あーでもないこーでもないと
食べたり飲んだりおすそ分けしていただいたり
メール交換したり
一人旅だからこその楽しみだ。
中には 何回も来ている人、今回2泊3日で来ている人
親戚が諏訪にいる人、
京都・岡山の人が一人づつあとはみんな関東からの参加だった。
みんな 思いは1つ。御柱祭を自分の目で見ようという目的でつながっているわけだ。
唯一携帯ラジオを聴いていた私は
周りの人に 多少の実況を伝えた。
めでどこなしの下社の秋宮4の御柱が次第に 坂に少しづつ、少しづつ
せり出してきた。
赤旗はまだ変わらない。
落ちそうで落ちない 御柱の様子を見ていると
氏子さんや観客の緊張感が伝わってきた。
気持ちが一つにならないと、
ベストポジションにおさまらないと
そして 追いかけ綱がピンと張られた所で(写真:追いか
け綱を八の字にかける場所↑↑)GOサインだ。
木遣りが聞こえる。
そして緊張が高まる。
いよいよ木落としの合図白旗が見えた。
恐らく 後ろの追いかけ綱を 斧方さんが斧を振り下ろしたのだろう。
少しためらいがちな御柱が
頭上で 砂埃を上げながら
どどーっと 美しいすべりを見せた。
華に乗っている氏子さんは
振り落とされずにそのまま下までたどり着き
歓声・拍手が沸き起こった。
その御柱は注連掛(写真)で1ヶ月後の里引きを待つ。
大きさなどを確かめるために御柱に腰掛ける人々。(写真)
さて2本目は春宮1の御柱。
一緒に見ていた人と一緒に
坂上に行こうじゃないかということになって
すいている道を案内してもらい
あの人ごみの中でもスムーズに木落とし坂 上についた。
(犬も祭り気分で!↓↓)
その後 もう1本の曳き行を見て
私は皆と別れた。
2本目の木落しを観覧したあと
中仙道合流の石碑(写真)を見つけたり
おしゃれな御柱祭りの様子が描かれているシャッター(写真)を見つけたり、
諏訪大社秋宮・春宮(写真)をお参りし
夕方6時にはスーパーあずさで八王子乗り換え町田へ
車中、たまたま乗り合わせた隣の席の人と
御柱祭のことなどおしゃべりしながら
考えてみると
このお祭りで 御柱となる 樹齢100年以上もの もみの木が
上社8本・下社8本 全部で16本。
御柱の木遣り唄には「御小屋(おこや)の山の樅(もみ)の木は里に下りて神となる」と
ある。
生きていたもみの木を切断するという行為が
見守ってくれている諏訪大社本宮・前宮・春宮・秋宮の御柱=神に対して
人間は恥じないようにしないとな・・・と思ったのだが
と大した人間でない私がいうのも気恥ずかしいのだが・・・・・。








